October 29, 2014

フェイスブックの人気サイトランキングはツイッターとこんなに違う:Facebook's Most Shared Sites vs. Twitter's Most Tweeted Sites

9月のフェイスブック人気サイトランキング - NewsWhip調べ

"What the h*ll is PlayBuzz?" It's a BuzzFeed clone run by a son of the former Israeli Prime Minister.  Most of the top contents are user generated quizzes.

"What the h*ll is IJR?"  IJR is a conservative version of UpWorthy.

"What the h*ll is UpWorthy?" Well...

See below for 'Most Tweeted Sites' and get your sanity back.

先日ちらっと最後に、フェイスブックのトラフィックが流れるサイトはツイッターほどオーガニックじゃないって書いたけど、要するに現実ワールドのニュースランキングとだいぶズレがあるのだ。

例えば上のチャートはNews Whipが共有・いいね回数をベースに割り出した9月の月間フェイスブック人気サイト上位ランキングだが、「なにこれ?」というバイラルメディアが上位に食い込んでいるのがわかる。

2位のPlayBuzzはイスラエル元首相の御曹司がCEOを務める振興バイラルメディアである。名前でわかるように、BuzzFeedから釣り要素だけ蒸留して強化したようなクローンだ。オリジナルコンテンツを書く編集者は数えるぐらいしかいなくて社員のほとんどはイスラエルでせっせとコード書いてるコーダー。独自コンテンツと別にユーザー生成型コンテンツが多く、ユーザーはここのツールでクイズ形式の記事をつくって埋め込んで拡散できる。

クイズといっても「あなたはドーナッツにたとえたらどのドーナッツ?」とか「彼氏にしたいのはどの俳優?」といった他愛もないリンクベイトなのだが、息抜きにニュースフィードをボーッと眺めてるFBユーザーの気分に浸透圧がぴったり合うのだろう。むちゃくちゃリンクされるのだ!

フェイスブックも「クオリティーコンテンツを優先的に表示できるようニュースフィードのアルゴリズムを変えますた」と毎月のように発表して一応がんばってはいるようなのだけど、所詮はバイラルネットワークだ。バイラルメディアのバイラルコンテンツがバイラル拡散していく力を強めることはできても弱めることはできない。

バイラルメディア側もあんまりトラフィック流入をフェイスブックにばかり依存してると、ある日突然アルゴリズムが変わって元栓閉められて瞬死…というリスクもあるわけで。ジンガみたいに。いや、だからこそバズれる今のうちにバズれるだけバズって稼いでやれ、っていうことなのかな。

以下は9月フェイスブックでもっとも多く共有された記事トップ10。これがフェイスブック自慢のクオリティーコンテンツの世界トップ6かと思うと涙が出てくるよ。

第1位「あなたの記憶力はどれぐらい?」Playbuzz
第2位「ジムいくよりワイン飲む方がカラダにいいことが判明」LATimes
第3位「あなたは何歳で死ぬ?」Playbuzz
第4位「あなたは前世でどの女傑だった?」Playbuzz ←訳抜け修正
第5位「あなたが無意識に囚われてることは何?」Playbuzz
第6位「あなたは架空の生き物にたとえたら何?」Playbuzz

くそっ、知りたくもないのにクリックしちゃったよ!…というね。

9月のフェイスブック人気記事ランキング - NewsWhip調べ

比較のためツイッターのランキングもどうぞ。こっちはツイート数ベース。ずっと現実ワールドに近いと思わない?

9月のツイッター人気サイトランキング - NewsWhip調べ

October 28, 2014

CEOは年収6.4億円、インド人は時給130円:Silicon Valley Firm Caught Paying Only $1.21/hr to Indian Workers. Fined Only $3500



バンガロールからシリコンバレーに派遣されたインド人ネットワーク技術者8人が昨秋、時給130円で週122時間もEFI社にこき使われていたことがわかり、米労働省が同社に未払金4万ドル(433万円)と罰金3500ドル(37万円)の支払いを命じた。

匿名のタレコミで判明したもの。時給130円は、米国労働省地方副局長がこれまで見た中でも最低水準。

このEFI(Electronics for Imaging)社は、不祥事が明るみになる前日、前年比11%増の1億9800万ドル(214億円)の記録的売上を計上していたので、会社が儲かってないとかではない。その証拠にGuy Gecht CEOは週40時間労働で年収590万ドル(6.4億円)ちゃっかりもらっている。

一帯のネットワーク技術者の初任給をベースに換算すると時給34ドル(3700円)払わなければならない話だが、未払金は州最低賃金8ドル(864円、当時)で換算した。マクドナルドと同じ扱いってのもひどい話だ…。

EFI側は、「インドの給与・ボーナス水準でいいと思ってルピーで払ってた。シリコンバレーの賃金相場で払わなくてはならないとは知らなかった」と悪びれる様子もない。罰金たったの37万円じゃあ、罪の意識持てって方がムリ。

しかし、なんで今ごろこの話が出てくるのかな?

…と思ったら、この年収6.4億円の社長は今、下院議員マイク・ホンダ(73)と11月の本選に向けて互角の選挙戦を展開しているインド系対立候補ロー・カンナ(38)の支援者なんだね(事件後、支援者名簿から彼の名前は削除された)。

「インドに仕事アウトソースしていいんですか?」と、カンナ候補の選挙予算が底をついたタイミングでネガCMがんがん流してんなーと思ったら、今度はインド人のみなさん、インド人こき使う会社からお金もらってるインド系よりこのマイク・ホンダ、マイク・ホンダに清き1票を~というね。さすが7期ともなるとすごいな。なんかもう選挙の永久機関だよね。投票まであと2週間。


[San Jose Mercury News, NBC]

October 27, 2014

メディアがフェイスブックを恐れる理由:Why Publishers Are Scared of Facebook


For publishers, Facebook is a bit like that big dog galloping toward you in the park. More often than not, it’s hard to tell whether he wants to play with you or eat you.

ニュース発行人にとってフェイスブックは、公園で自分目がけて突進してくる大型犬のようなものだ。こっちを遊び相手と思ってるのか、餌と思ってるのか、全然わからない。- David Carr, NY Times


NYタイムズにデイヴィッド・カー記者がこんな話を書いていた。

ユーザー13億人以上。地球人口の5分の1が利用するフェイスブックは良質なコンテンツを表示するニュースフィードの機能があるが故に、報道出版関係でも大きなトラフィック誘導機関になった。[...]

フェイスブックの人気モバイルアプリでニュースを読めば、極めて関連性の高い広告がすぐ表示される。[...]かたや報道機関のウェブサイトに行ってモバイルでニュースを読めば、読者がクリックしてから広告が競売に出されるため読み込みは、発狂しそうなぐらい遅い。[...]

そこでフェイスブックが各発行人を回って持ちかけているのが、新しい提携のかたちだ。そのひとつが、ニュースをフェイスブックにただ送ってもらえば、あとはフェイスブックのサーバーでコンテンツをホストしてモバイルアプリにも最適化したかたちで表示してあげる、というものだ。儲けは分け合う。

つまりはコンテンツの大量卸売りである。これを聞いた発行人全員の背中には冷たく暗い戦慄が走った。それは既存メディアもデジタルメディアも同じだ。フェイスブックのモバイルアプリが発行人のページをホストすれば、顧客対応も読者が何をして何を読んだかのデータもすべてプラットフォームにとられてしまう。メディア企業はさしずめ、フェイスブックが所有する帝国の農奴みたいなものだ。

デジタルの領土でフェイスブックがいかに権勢を奮ってきたかを裏付けるかのように、噂を嗅ぎ回っても誰ひとり話したがらなかった。いやごめん訂正。みんな話したい、オリジナルコンテンツの作り手にとってこんなひどい話はないよと話し始めたらもういつまでもしゃべってるんだが、勤務先を字にすると言うとピタッと止んで、誰ひとり話したがらないのだ。

組むも地獄、組まぬも地獄。w

カー記者が書いてるように「良質なコンテンツ」が本当に流れるならまだしも、コンテンツ誘導先の上位ランキング見ると、ツイッターほどオーガニックじゃないしね。

UPDATE: タイトル「報道機関」から「メディア」に変更しました。


[NY Times]

October 23, 2014

中華街をファ○○ユーと案内する黒人バスガイド:African American Drunken Racist Tour Guide in SF Chinatown


OK. Here's an African American tour guide, apparently upset with some noise coming from San Francisco China Town every morning at 6am, goes on racist rant throughout the Chinatown tour.
The worst thing about the video - midway through the rant others on the bus actually clap her. - via MilePoint
I know, right?

サンフランシスコの観光バスガイドが最後の勤務日にチャイナタウンで差別語を連発して止まらなくなった。ナンジャラホイ。映像は観光客が携帯で撮ったもの。

(訳)

チャイナタウンは毎朝6時からうるさくて寝てらんないんだよ。ファ○○ユーうるさい幼稚園、ファ○○ユー美容院、ファ○○ユー・スーパー、ファ○○ユー・魚屋、亀、カエル。

アメリカ来たら少しはここの習慣見習うのが普通でしょ。ここでは亀もカエルも食べないの。なのになんなの、そのまんま持ち込んで。ちょっとはここの習慣見習えっつーの。

ファ○○ユー窓から干した洗濯物。ファ○○ユー・パレード、ファ○○ユー・ドラゴン、ファ○○・ザ・チャイナタウン。

(圧倒された観光客からパラパラ拍手が湧き起こり、ますます調子に乗るバスガイド)

ファ○○ユー床屋。誰も客いなくて英語もしゃべれない床屋。ファ○○ユー・中華街の門。

(だんだんネタ切れになる)

あたしの生まれ育ったロサンゼルスにもチャイナタウンあるけど、ずっときれいだよ。レストランもおいしいし。こんなに混んでない。もうさ、住んだら最悪だよ。サンフランシスコ引っ越すなら、ここが一番安いんだけど、絶対やめた方がいい。ここの人たちって朝6時からすごいうるさいんだ。昼間も道歩くだけで肩と肩がぶつかって最悪。ファ○○チャイナタウン。

(観光客にマイクを向けてみなさんご一緒に)
ファ○○チャイナタウン!

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い、いやぁ…黒人差別とか不憫がってる場合じゃないわね。