Long Tail World

Satomi Ichimura(市村佐登美) writes from Bay Area.

Posted by satomi at 00:08

At the TechCrunch Meetup, a guy from consulting firm, Boston Consulting Group (BCG), told me that there's a huge English OTAKU website called 4chan (4chan.org).

As the name tells itself, it was inspired by Japan's largest forum, 2chan(2ch.net) and imageboard website, Futaba Channel. "It started out as a copycat but grew much larger. Because it's in English, Otaku from around the world hang around there."

Out of curiosity, I checked the site. It was down. So I searched and retrieved this LA Times article on July 10; "Swastika ('卐') tops Google's search list, then disappears." If it sounds familiar, you may be a regular at TechCrunch; "Swastika Appears On Google Trends." At one point, it topped the list.

As a side-note. Automatically deleting Swastika (banned in Germany) may raise a cultural concern as well, especially among people from another side of the world like India and China. In Japan,too, the left-facing Swastika, manji, has been in our culture for centuries.

Nintendo, for example, erased the manji from English Pokemon cards. But then, in response to complaints from Jewish organization in US who found imported Japanese cards carrying the symbol, it deleted manji from Japanese original versions all together.


TechCrunchのパーティー会場でBCGの人に、2ちゃんとふたばちゃんねるのファンが始めた英語版「4ちゃん4chan.org)」なるもの存在する話をきいた。

「コピーで始まったのに、日本のより規模は大きいよ。英語だから世界中のオタクが集まってる」と言うので、「へーあれを英語でねー」と恐る恐る確かめてみたら、なんのことはない。こないだ瞬間風速的に数時間だけGoogle人気検索語トップに「鍵十字(スワスティカ)」呼び出して遊んでた、例の掲示板である。

iPhone発売前日に何故カギ十字(卍の右巻き)? 数時間で消えちゃうなんて仏教のお祭り? と、TechCrunchLA Timesも騒いだので覚えてる人もいるだろう(…いないか)。

掲示板との因果関係は証明できないけど、グーグルも謝罪文で「このクエリーのhtmlコードがネットの人気掲示板に掲載されたようです」と書いてるので4chanの可能性は濃厚だ。そのページは削除されちゃったけど、普段から利用してる人の話では、この日は4chanのランダム掲示板『/b/』に;

「&# 21328; で検索してごらん、面白いよ」
と呼びかけた人がいて(#と2の間は詰まってます)、みんなカギ十字のHTMLとは知らずに「どれどれ」と検索が集中したみたいね。こういう無目的・無節操に騒ぎを起こして喜ぶ人格を英語でグリーファー(Griefer)と言うそうだ。

ところでカギ十字と言えばドイツでは掲載そのもの違法だけども、日本には昔から左向きの卍(まんじ)が神社仏閣の至るところにあるわけで、無差別に削除することにはインド・中国主体に反発の声も根強い。ポケモンカードも英語版では卍削除したけど、それでもマニアが輸入する日本のオリジナルカードに残ってて在米ユダヤ人団体からクレームがついて、結局、日本版からも削除されちゃったのはご記憶の方も多いだろう。う~ん、難しいよねえ…。


Posted by satomi at 22:59


A snap from TechCrunch August Capital Meetup on Sat.; (From left) my friend, Yasu, me, Jed Schmidt (LangWidget founder), Eric Feng (Hulu CTO). I just happened to be there when the immensely nice Eric needed some silly extras in the background. Had I seen Eric's interview first, I wouldn't picked the pink fur...! Jed demoed the translation software he's working on, which was a nice surprise:)

これは週末オーガスタキャピタルで開かれた毎年恒例TechCrunch大パーティーのスナップ。左は友だちのヤスさん、右のビッグカメラの団扇持ってるのはJed Schmid氏(開発中の翻訳ソフトLangWidgetデモしてくれた。日本から飛んできて売り込みに駆け回ってるそうだ)、右端のナイスオーラな人はHulu CTOのエリック・フェン氏(MAによる昨日のインタビュー)。

1100人が詰め掛けた会場は、隣同士叫ばないと話せないほどの喧騒。滑ジイもいないし、今年は厨房からの出口に陣取って食べ方に専念した。

病後のオム・マリックは、ティーンみたいに塀に丸くしゃがんで会場ウォッチングしてる。スコーブルはロビーで美女に囲まれて満更でもない様子。TCチームでは新入りのジェイソン君が緊急対応続きでお疲れ気味なら、ロゴT+スーツで颯爽と現れたニック(Cubrilovic)は遠目にも切れ者という印象。マイクの挨拶はノイズに掻き消されて今年も口パク状態、辞めたニック(Gonzalez)は紐ネックレスもギリギリなぐらい肥えてたけど、でも、とっても幸せそうでした。

入り口でテスラ発見!
Tesla (c) Michael Arrington

Posted by satomi at 20:56

Goldkenn GOLDBAR


This is the appreciation gift I bought for Japanese public schools in Oita where my kids stayed for class auditing this summer. Shortly after, the Oita Board of Education's scandals over employment examinations for public school teachers went on national headline for weeks! Inappropriate gift-giving on totally inappropriate timing.

これは子どもが夏休みに体験学習でお邪魔した別府市内の小中学校にご用意したお土産。「全国ニュースとは無縁の場所に来た」と思ってたら翌日ぐらいから教員採用汚職一色になって焦った、焦った…

[Goldkenn GOLDBAR] "It is a perfect miniature replica of the real 12.5kg gold bars stored in Swiss Bank vaults." スイスの銀行が金庫に保管している重量12.5kgの金の延べ棒をそのまま複製したチョコ。

Posted by satomi at 02:46

The Letter Writer (c) Rita Banerji
インドでは女性の約半分は文盲。郵便局の前でこうして手紙の代筆を頼むらしい


インターネットはユーティリティーであるからして、蛇口を捻るぐらい簡単にできなくては。

…と常日頃思ってる自分にとって、先月末から別府でひとり暮らしの義母の家で過ごした数週間は、考えるところ大・大・大な日々だった(海眺めながら温泉漬かってグースカ寝てただけではあるが…)。モバイル接続不調で予定外のオフライン長丁場となったわけだけど、ネットが登場する前に子どもが独立しちゃったり、定年退職して部下にも聞けなかったり、頼れる人がそばにいないシニアにとって、ネットの蛇口はほんとに遠い。

久しぶりに会ったら義母は60過ぎてマスターしたワープロも処分しちゃってる。老眼が進んで拡大鏡ナシでは新聞も本も読めなくなったせいだ。私が誰でもスイスイ読める『マネーロンダリング』1冊読む間に数ページも進まなくて、「曽根綾子は好きなはずなんだけど拡大鏡で文字拾いながらだとナカナカねえ…」としょんぼり。

日曜朝は嬉々としてNHK俳句を観る。さだまさしソックリの妹さんが「夏草や 兵どもが 夢の跡」の句を絶賛してるの観ながら、なんで義母がこの番組にハマってるのかピピンと分かってしまった。

文字がデカいのだ!

あーもう。どっかに音声読み上げ機能付きのeブックリーダーとか、ウェブブラウザないんだっけ? と真剣に考えてしまっただよ。

地域限定だけど、あの辺の蛇口回ってみた現況はザッとこんな感じ。

[家電売り場] パソコンはどれもゴチャゴチャ虫眼鏡のような文字で解説てんこ盛り。とても老眼では買えそうにない。それに分からない用語ばかり。

[ネットカフェ] 階段広告が痛…! 隣が漫画喫茶でシニアには入りづらい雰囲気。

[図書館] インターネットの利用には1回連続30分、1日最大1時間とか時間制限がついてる。空き待ちもあるので「連続~分」は米国にもあるマナーよね。でも日割り制限は何故? ネットカフェ難民みたいに入り浸る人、多いのかな?  学習机は「パソコン・電子機器お断り」の張り紙付き。キーの音が他の人たちの邪魔になるなら机離すとかあるのにね…。 

[空港] 帰路、中部国際空港でLANブースついに発見! …と思ったら煙がモウモウと立ちこめる喫煙コーナー兼用であった。おい。

戻ってきた今だからネット検索でこんな機器やら、こんな団体やら探せるけど、この検索が使えるまでが遠いのよね。

ネットは人と人を繋ぐ道具なんだから、一番必要なのは体が弱かったり、外出できなかったり、いろんな事情で人と直接触れ合う機会が少ない人たちのはず。なのに、そのツボにどんぴしゃハマる対費用効果最大のシニアが一番ネットから遠いなんて。自分が老眼になったときのこと考えると他人事じゃないやね。

通信インフラは世界一なんだから、あとはシニア対応の廉価なパソコン1個あってメールもウェブも写真も動画もできたら、朝から同じニュース繰り返し繰り返しテレビで観る(英文にして100ワードも違わない)より、ずいぶん孤独は和らぐと思う。

自分が老眼なったら、こんな端末が欲しいな。

・初期設定の字がやたらとでかい
・「これを押さずには生きていけない」ボタンしかない
・音声入力、手描き入力ができる
・「息子、電話」と言いつけると勝手にVoIPが立ち上がり、愛しの息子と無料通話が楽しめる(メイワクだろうからやらないけど)
・「孫、写真」と言いつけると勝手にFlickrが立ち上がり、愛しの孫の写真が後から後から流れてくる(これぐらいいいやね)
・「メール」と言いつけると勝手にメーラーが立ち上がり、言った通り書き取るか録音して送信できる
・「滑ジイ、フィード」と言いつけると共有フィードが立ち上がり、滑ジイがネットで掻き集めた情報が一望できる
・「いちる、動画」と言いつけると頭にiPhoneつけたいちるさんが出てくる



まあ、そこまでは無理としても、こないだマイクがみんなで作ろう宣言した200ドルのタブレットPC原文コメ増殖中)みたいので充分なんだけど…。あれはShiroさん(TCに先月ジョイン!)も感心してたけど非常に面白いプロジェクトだと思う。オープンソースになったところで老眼対応版「Logan」にするとかね。ジージバーバの頭数ぶん買うんだけどなあ…。

Posted by satomi at 23:52



上の動画はソニーピクチャーズ1996年のドキュメンタリー映画『Who killed the Electric Car?』(要約クリス・ペイン監督インタビュー)。GMが'96年に売り出し2003年に生産停止となった幻の電気自動車EV-1消滅の裏事情を描いた作品だ。

月々のリース料が割高、充電時間が長い、走行距離が短い…といった表の事情だけでは説明がつかないところを丹念に追い、結論は観た人の判断に投げている。

このEV-1の廃車と入れ替わりに人気フル回転で売れたのが、燃費最悪のHummerである(2009年モデルH3のガロン当たり走行マイルは13-18 mpg)。

そして5年後。ガソリン価格高騰の煽りを受けGMの今年5月のトラック売上げは前年同期比39%減、Hummer売上げは60%落ち込み、同社はSUVは生産縮小を決め、Hummerブランドは売却か廃車を希望、電気自動車「Chevy Volt」は生産承認としたと発表した(Who Killed the Hummer? - GM-VOLT参照)。

で、実はこの作品には続編も用意されてるみたいで、それがサンタモニカ1号店に続き本日シリコンバレーにショールームがオープンとなった電気自動車「Tesla(テスラ)」(2003年創業)である。



このロードスターは価格$109,000。生産数は週4台だが、2ヵ月後トランスミッションの準備が整い次第、生産モデルが出回り、年内には月産100台まで漕ぎ着ける見通しだ(同社ブログ)。

真っ先に飛びついたのはセルゲイ・ブリンとラリー・ページ、あとHummer伝道師シュワちゃんとかだけど、これまでに予約金を払った人は1100人ぐらいもいるらしい。なんでも1日1件のペースで予約を受け付けてる試乗には、「5000ドルのデポジット(購入後払い戻し)を払わなきゃならない」んだって。

立ち上がり3.9秒で60mphまで加速、クラッチペダルなし、トップスピード125mph。走行距離数は市街231マイル、高速道で224マイル(2008年2月実施のEPAテスト結果)、暴走で120マイルといったところ。充電所要3時間。

名称はエジソンの陰で消えた天才科学者ニコラ・テスラに因む。瞬間移動できる、みたいな願いを込めたのかしらん?


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