27年間人と話さなかった山の隠遁男、窃盗逮捕:North Pond Hermit arrested



"He said he just came into the woods one day in 1986," Perkins-Vance said. "He claims he hadn't had a conversation with another human being since the mid-1990s, when he encountered someone on a trail. I was the first person he talked to since the 1990s. People are like, 'No way!' But yeah, it's true."

"He didn't give a reason," said Perkins-Vance. "He said he frequently asks himself that same question."

「1986年のある日なんとなく森に入ったそうです。法廷で誰かに質問されると、1990年代半ばから一度もヒトと口をきいたことがない、と言ってました。1990年代以降初めて口をきいた相手が私だったんです。みんな”うそだろ!”って言うんですけど、本当なんです」(州警察パーキンズ-ヴァンス婦警)


Another Chris McCandless...
クリス・マッカンドレスだけじゃなかったのね…

日本がバブルの真っ盛りの頃から米メイン州の森に篭ってテントを張り読書と瞑想をして暮らしてきたクリストファー・ナイツ(Christopher Knights)さん(47)が先週木曜、里におりてきて食べ物を物色しているところを暗視カメラに撮られ逮捕された。

付近のキャンプ場では時折出ると噂になっていたが姿を見た人はおらず、「ノースポンドの隠遁者」という伝説になっていた。

「生きていくのに必要なものだけ年40回ほど頂戴した」と自供しているため、余罪は40×27で1000件以上にのぼる見通し。

1990年代以降初めて口を聞いた人類となった婦警によればナイツさんは離れ小島に漂流する男の物語「ロビンソン・クルーソー」の大ファンで影響を受けていたようだが、森に篭った直接の動機については何も語っていない。

というか自分でもなんでこんなことしてんだろなと森でよく考えていたそうだ。


[Morning Sentinel, NY Daily]

Comments