CEOは年収6.4億円、インド人は時給130円:Silicon Valley Firm Caught Paying Only $1.21/hr to Indian Workers. Fined Only $3500
バンガロールからシリコンバレーに派遣されたインド人ネットワーク技術者8人が昨秋、時給130円で週122時間もEFI社にこき使われていたことがわかり、米労働省が同社に未払金4万ドル(433万円)と罰金3500ドル(37万円)の支払いを命じた。
匿名のタレコミで判明したもの。時給130円は、米国労働省地方副局長がこれまで見た中でも最低水準。
このEFI(Electronics for Imaging)社は、不祥事が明るみになる前日、前年比11%増の1億9800万ドル(214億円)の記録的売上を計上していたので、会社が儲かってないとかではない。その証拠にGuy Gecht CEOは週40時間労働で年収590万ドル(6.4億円)ちゃっかりもらっている。
一帯のネットワーク技術者の初任給をベースに換算すると時給34ドル(3700円)払わなければならない話だが、未払金は州最低賃金8ドル(864円、当時)で換算した。マクドナルドと同じ扱いってのもひどい話だ…。
しかし、なんで今ごろこの話が出てくるのかな?
…と思ったら、この年収6.4億円の社長は今、下院議員マイク・ホンダ(73)と11月の本選に向けて互角の選挙戦を展開しているインド系対立候補ロー・カンナ(38)の支援者なんだね(事件後、支援者名簿から彼の名前は削除された)。
「インドに仕事アウトソースしていいんですか?」と、カンナ候補の選挙予算が底をついたタイミングでネガCMがんがん流してんなーと思ったら、今度はインド人のみなさん、インド人こき使う会社からお金もらってるインド系よりこのマイク・ホンダ、マイク・ホンダに清き1票を~というね。さすが7期ともなるとすごいな。なんかもう選挙の永久機関だよね。投票まであと2週間。
[San Jose Mercury News, NBC]
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