リーク犯探しで記者のメールを覗くのは「権利」なんだって:Like Microsoft, Apple and Google Claim Right to Read Our Emails


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They reserve the right to read their customers e-mail without permission or warrant, and it's happening.  Protection of sources is journalist's right in many other countries as well as under the international law, but a company's interest overwrites user's privacy here.

取材でメール使う時は「見られる」前提で使わないと、ソース秘匿もへたくれもない時代になってきた。

Windows 8を発売前にリークしたマイクロソフト元社員が今週逮捕されたが、その証拠固めでマイクロソフトが記者のHotmailの中身を令状なしに見ていたことがわかった。が、同じことは他のWebメールでも起こり得るし、また実際起こってもいるようだ。

ザ・ガーディアンが指摘しているように、ヤフーもグーグルもアップルもマイクロソフトもみなメール利用規約には「当社の不利益になることがあればメールを本人に断りなく見る権利を有する」という趣旨のことが盛り込まれているらしいのだ。いつの間に…

「そう言えば自分も何年か前、グーグルの大スクープ書いた後でグーグルにGmailアカウント見られた気がする」と、元TechCrunchのマイケル・アーリントンもこんな話を書いている

スクープから数週間後、あるパーティーでネタ元のグーグル社員がぐでんぐでんに酔っ払ってきてこう言った。「リークしたのおまえかって会社に訊かれたので違うって言ったら、証拠のメール見せられた」

その人はグーグル以外のメールアカウントを使ってやりとりしていたので、あと考えられるのはこっちのGmailアカウント、それが見られたとしか思えない。

それからほどなくしてネタ元は、グーグルを去った。

ゾッとしたけど、このことは誰にも言わなかった。言うとみんな怖がってTechCrunchに情報タレこんでこなくなると思って。でもそれからはネタ元との連絡は記事に関係ある会社のサービスでは絶対やらないよう、もっともっと気をつけるようになった。

というわけで、あのザ・ガーディアンに書かれてる話は本当だ。


[The GuardianUncrunched]


Comments

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  2. 怖いですね~。
    会社のメールもG-mailだけど、Googleはその気になったら機密情報を見放題なんですね。

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  3. 政府もその気になったら機密情報を見放題だしね。。。よく「米国民のは見てない!」って言うんだけど、ちょっとちょっと外国人はどうなるのよおって思います。

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  4. 時々、開いてないメールが開封状態になっていることがあります。
    昔、ごっそりバグでメールが消されている経験も或る為に、
    こういう記事を読むと納得できてしまいます。

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  5. マスゴミは自分達の不正アクセスでの覗き見を
    「取材の一環」と強弁して正当化する人種だろ。
    だったら、自分たちもやられるぐらいの覚悟しとけよ

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