Do you really think it's an extra virgin olive oil? Think twice.
その「イタリア産エキストラバージン・オリーブオイル」、本当にイタリア産? 本当にオリーブ? ニコラス・ブレックマン氏がNYタイムズにイラストで紹介してるので訳してみた。ちょっとビックリ。日本もオリーブオイル輸入大国だけど…大丈夫なんかな…。
【エクストラヴァージンの自殺(イラストはここ開いて右の矢印クリック】
1. イタリア産オリーブオイルと銘打つ製品のほとんどはスペイン、モロッコ、チュニジア産
2. オリーブは摘み取って数時間で工場に運ばれてゆく
3. そこで洗って潰して絞って…
4. タンカートラックに積んで…
5. オリーブオイル世界最大の輸入国イタリアに運ぶ
6. 同じ港には大豆油など他の安い油もオリーブオイルというラベル表示で密輸入される
7. オリーブオイルは精油所で安い油で薄め…
8. 味をごまかすためβカロチンを混入、色をごまかすためクロロフィル(葉緑素)も混入
9. ボトルには「エキストラヴァージン」のラベルを貼って、世界的に信用の高い「イタリア産」と表示(油がイタリア産でなくても、なぜか合法)して…
10. 世界中の国々に輸出される。米国の店頭のオリーブオイルの約69%は偽造品だ
11. 偽造撲滅のためイタリア国家憲兵には混入オイルを嗅ぎ分ける訓練を積んだ特殊部隊がいる。ラボのテスト結果は簡単に偽造できるため、警察は嗅覚に頼っているのだ
12. 業界取締り強化のため警察ではたびたび製油所にガサ入れを行う。
13. だが、メーカーのほとんどは政治家と太いパイプで繋がってるので検挙されることは稀
14. 偽造が横行してオリーブオイルは価格が下落、汚職まみれの会社は足場を失い、経済的に自分で自分の首を締めましたとさ。
[NY Times]
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