ハーバード大量カンニングの学生大いに語る:Harvard Cheating Scandal - Accused Student says Collaborating was accepted



Almost half of the 279 students who took assistant professor Matthew Platt’s Introduction to Congress class in the spring are under investigation for cheating.[...]In an email the student wrote: I can personally attest that my TF [teaching fellow] collaborated on every single exam with me. [The TF] pointed me in the right direction, gave me some answers, gave me some insights, and some quotes to use. Why? Because no one went to section or lecture. You didn’t have to. Professor Platt said on the first day of the course that he “didn’t care if you went to section” or lecture, and that he “gave out 120+ A’s last year” and would do the same this year. There was absolutely no incentive to learn any material. - Accused student: Harvard “out for blood” - Slate Magazine


ハーバード大で今春マシュー・プラット助教授の「議会入門」の自宅持ち帰りテストで学生279人のうち125人が答えを見せ合いっこしたり他人の答えを写していた疑いが浮上。大学が調査に乗り出したことを学内新聞で発表し、騒ぎになっている。

中には早速弁護士を雇って大学を訴える準備を進めてる学生もいるようだけど、そんな学生のひとりが匿名を条件に Slateの取材に答えた。

「問題のクラスは昔から仏のクラスで有名。コラボを推奨するカルチャーがあるのに、今年だけバブルが弾けて自分たちはスケープゴートにされた」とか言って、メールでこう書いてきたそうよ。

これは自分が証言できることなのだけど、どの試験も全部必ず教育助手(Teaching fello=TF)が手伝ってくれたんだ。TFが正しい方向を示し、 答えを教え、分析を教え、使えそうな引用発言も教えてくれた。なぜか? 誰もセクション(レクチャー)なんか出てる人いないからさ。だって出なくていいんだから。プラット教授がコース初日に言ったんだ。自分はセクション(レクチャー)に出席したかどうかなんて気にしない」、「去年は120人以上にAをくれてやった」し、今年もそのつもりだってね。資料を学ぶよう仕向けるインセンティブが全くなかった。

電話取材ではさらに「楽しいレクチャー、変なクラス、簡単に単位とれる、だからみんなあのクラスを採ってきたのに...今年もそうかと思っていた」と喋ったんだって。

とか言っても期末試験の冒頭には「教科書もノートもインターネット等も開いていいが、家庭教師、作文校正センター等、ほかの人と相談はしないこと」と注意書きがバッチリ書いてあるので、ダメなものはダメなのだが…なんとかにも五分の理ってやつか…。

確かに答えを教えたのが本当にTA(アメリカの院のある大学では奨学金もらってる院生がTAとして教授の代わりに学部生に教えているクラスも多い)なら、何故「回答が似てることに気づき、大学に通報」したのか、腑に落ちないけど。

まあ、こういう持ち帰りテストの共有はハーバードだけの問題じゃないけどね。とイエールの人がどっかに書いてた。

いくら試験監視官が人員削減で見張りがムリでも、やっぱり講堂でやってもらう方がいいよね。


[Slate]

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