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Dad waits for Jobs to iPhone - NYPOST.com
ジョブズの実父Abdulfattah John Jandali氏が今頃になって「息子と連絡がとりたい」とNYポストに語っている。引退発表で時間切れになるのを恐れているんだけど、自分の方からは連絡が取れないんだって。
「変に思われるかもしれないが、心の準備ができておらんのだ。仮にどちらか片方が死の床だったとしても、自分にはどうしても受話器をとって電話1本かけることができない」
「それはスティーブの方がやらなくては。金目当てと思われるのはこのわしの中のシリア人のプライドが許さん」
「今はただ手遅れになる前に彼の方から連絡がくるものとひたすら望みを繋いでいる。せめて一度コーヒー1杯だけでも一緒にできたら思い残すことはない」
「息子の素晴らしい人生の旅路に加われなかったことを悲しく思わない、と言ったら嘘になる。それを思わない父親がどこにいる? 大成功収めた会社のトップじゃなくてもその気持ちは変わらんだろう」
「ジョアン(ジョブズ実母)とはとても深く愛し合っていた。が、悲しいことに彼女の父親が暴君で、頑としてシリア人との結婚は認めなかった。だから生まれてくる子どもは養子に出すと彼女の方から言ってきたんだ」
「(当時の住まいはウィスコンシン)ジョアンは何も言わずに突然サンフランシスコに引越して、わしも誰も知らないところで子どもを産んだ。家族に恥をかかせたくなかったし、これがみんなにとって最善なことだと思ったんだね」
「スティーブ自身気づいてるかどうか今日の今日まで正直分からないんだが、あのときわしに選択が任されていたら、わしは喜んで彼をそばに置いたと思う」
「ふたり元通り一緒になってからはジョアンも養子に出したことを後悔したが、その時にはもう自分たちにはどうすることもできなかった」
ジョブズが養子に出されて数カ月後、結婚に猛反対していた父親が亡くなり、ふたりは結婚。
「あのときもう数ヶ月がんばっていれば自分の子どもとして育てられたのに」という思いはずっとあったという。結婚後生まれた妹Mona(ジョブズ長女はLisa…呼応してる)を連れてシリアに親子で住んだけどうまくいかなくて離婚。2度再婚したが、父親失格と思っていたので、子どもはスティーブとモナだけだ。
誕生日にメールを出したことはあるけど「dadとは書かなかった」と言うから、きっとスパムに埋もれてしまったんだろうね。少しでも息子を応援したいと思ってMacとiPadとiPhoneを買ったそうだ。
因みに「シリア人のプライド」で粘ってるJandali氏(80歳にしてカジノ現役VP。毎朝5時に起きてジムで一汗かいてジープで18マイル運転して週6日出勤するんだって!)が住むリノからジョブズの家までは車でたった5時間の距離…。
読者からは「この期に及んで何が『シリア人のプライド』だ!」「そのプライドと一緒に棺桶に埋めてもらえ」とボロクソに書かれてるよ。
[NYPOST]
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