(c) Gawker |
さっきTechCrunch日本語版の先週の記事ランキング見てたら、トップに「絞首台と化しそうだったTwitter」という記事があった。
ああ、あのGoogle社員の女性ブロガーがTwitterの男性エンジニアを暴行で訴えた件を、TechCrunchが記事公開後削除した件か…となにげにコメント見て驚いた。誰も削除された記事の内容を知らないのだ! これじゃあ、「Twitterを絞首刑」というタイトルも意味不明じゃないのかな…。
疑わしきは罰せずという意見には私も賛成だけど、この件に関しては、「男性側の話も聞かないと判断できないよ、片側の主張だからね!」と書き方に気を付けたら報道はアリだと思う。判決まで待たないと報道もできないんじゃ「AがBを訴えた」という世の中の記事は全部ボツなっちゃう。
本件は「ちょっと触られたぐらいで大袈裟にブログ&ツイートで名指しで騒いで欠席裁判煽ってるグーグル女子」という見方もできるけど、彼女は「こういう目に遭うのは今回が初めてじゃない」と書いてるので、それが本当なら「やっと初めて声をあげたら世のギーク全部敵に回して狂言扱いの憐れなグーグル女子」という話かもしれない…よ?
女性側の訴え
グーグルのノイリン・シャーリー(Noirin Shirley)さんはアトランタでApacheCon開催中、TwitterエンジニアのFさんに性的暴行を受けたとしてアトランタ警察に届け出た。女史がブログに書いた詳細によれば”事件”はカンファレンス閉会後、ホテルの部屋隣のアイルランドパブで交流会のとき起こったらしい…。
トイレに行こうとしたらFさんに呼び止められて、話があるけどちょっといいかなと聞かれました。私はApache役員で相談を受けるのは珍しいことでもないので行きました。すると個室に連れていってスツールに座り、掴んで引き寄せてキスしてきたんです。必死で押し返そうとしながら興味ないと言ったら(言葉が足りなかったかもしれないけど、はっきり意思表示しなかったとは思いません)、手を下着に突っ込んできていじくり回してきました。私はダッと逃げ出してみんなのところに戻り、大きい体格の男の人の影に隠れました。[...]翌日彼は欠席でした。
私も何杯か飲んだ後でしたし、スカート丈も、ステージ上がって踊るとき気にしなくていいよう、下に自転車用のショーツ履くぐらいの丈だったし、パーティーでは他の男の子たち何人かといちゃついてたのは事実です。
こういうこと起こるのも今回が初めてじゃないし、全然。テクノロジーのカンファレンスでこういうことが起こるのも今回が初めてではありません。でも、こういうかたちで声をあげたのは今回初めてです。馬鹿な奴に私の1日を台無しにされても、本人はそれについて何ら取り調べ受けなくていいなんて感覚にはもうウンザリなんです。怖がるのもウンザリ。別の格好にしなきゃダメだと言う人にもウンザリ。 隙が生まれるからビールは控えた方がいいと言う人にもウンザリ。男には君の気持ちが読めないんだから、君が読まなきゃダメ、誤解する印象を与えないようにしなきゃ、という人にもウンザリ。
けど私、誤解する印象なんか与えてないです。男の人が私の気持ち読めないというのも事実とは違います。暴行なんか受けるの嫌です。ほとんどの男の人はその気持ち、ちゃんと読んでくれてますよ。[...]
男性側は沈黙を守っている。まさかフラれるとは思わなかった、という辺りなんじゃ…。
Comments
Post a Comment