2009年ビルボードTop25をマッシュアップ!:DJ Earworm - United State of Pop 2009 - Mashup of Top 25 Billboard Hits




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Best of 2009 - Billboard Hot 100 Songs (complete list)



これはマッシュアップアーティストDJ Earwormさんがコンパイルした昨年全米ヒットチャートTop25。メドレーとかじゃなく、映像も曲も見事にひとつの作品にマッシュアップしてるところが、すごい!

マッシュアップとは?→「マッシュアップの作成」(pdf)


FAQ(YouTube解説)

1. iTunesで買える?

--iTunesストアでは売ってないけど、僕のサイト「djearworm.com」からmp3を無料でダウンロードして右クリックするかiTunesにドラッグするだけでiTunesソフトに取り込めるよ。これならiTunesストアにお金は払わなくていい。


2. 嫌いなアーティストはいるのに、好きなアーティストがいない。何故?

--これはビルボードが年末に発表した2009年ヒットチャートTop 25の曲。僕が選んだんじゃないよ。全リスト→Best of 2009 - Billboard Hot 100 Songs


3. 去年の曲が入ってたり、年末に流行った曲が入ってないのは何故?

--ビルボードのランキングは12月1日締めなんだ。新年に変わる前に集計して発表しなきゃならないので。これは僕にとっても非常に有り難い。これ全部まとめて年末リリースに間に合わせるにはちょいと時間が要るからね!


4. 時間はどれぐらいかかった?

--全部で約1ヶ月。発表の大体2週間前から目星をつけて取り掛かって、ビルボードのランキング発表から僕が公開するまでにさらに2週間。


5. 使ったソフトは何?

--楽曲をアレンジするところは「Ableton Live」。素晴らしいソフトだ。ライブでDJやる時もこれ使ってる。動画編集は「Final Cut Pro」。アカペラ抽出については次項参照。


6. 伴奏抜きでボーカルのところだけどう抽出したの?

--曲名+「acapella」で検索するとボーカルだけのが見つかるよ。場合によっては、「Adobe Audition」(センターチャネル抽出エフェクト)をちょこっと使ってボーカル切り離してる。これはステレオの右・左から聴こえる楽器の音を消し、真ん中のサウンドだけ残してくれる、というもの。このエフェクトを使えば、インストルメンタルやフルトラックを取り出してアカペラを作成も可能だ。このテクニックの詳細については、僕の書いた本『Audio Mashup Construction Kit』で丸一章その話に割いてるよ。ボーカル分離には「Melodyne Studio」を使ったところも少々ある。


7. 歌詞は? あのパートを歌ってる人は誰? 

--歌詞は全部以下のページに収録した。各々の歌詞と伴奏の出元もそこで分かる。;Full Lyrics


8. 自分もマッシュアップづくりに挑戦したい! 何かアドバイスは? 

--音楽の理論をなるべく沢山勉強することだね! ACIDAbleton Liveを買って、その使い方もしっかり学ぼう。全部マッシュアップして各々のパートが正しく響き合うよう調整するには、キーとテンポを理解してなきゃ駄目だ。技術に強い人は『Audio Mashup Construction Kit』の方に、僕が使うテクニックはだいぶ細かく紹介しているよ。


9. この動画はリポストしていいんですか? 

--NO。曲を使うのは構わない(僕の名前をクレジットに入れること)けど全転載はしないでください。これは無報酬で作った動画だ。自分の動画にビュー数、コメント、レーティングがつくのはいいんだけど、人の血を吸うヒルみたいな人たちがやってるチャンネルに使われるのは困るよ。いくら丁寧にお願いしても削除してくれない人もいる。そうした人にはフラッグを立てる(警告・通報)のだけど、YouTubeもあまり力になってもらえない。カウントされてないビュー数はたぶん50万ビューぐらいあるんじゃないかと思う。いくらポジティブな僕でもこれはフラストレーションたまるよ! みなさんもヒルの動画やチャンネルに遭遇したら、それ相応のフィードバックとレーティングをつけてやってくれ。


10. どの曲も取替え可能なんて、それこそ今のポップミュージックがダメになった証拠では?

--とんでもない。どんな曲でもテンポとピッチさえ充分変えてやれば、互いにしっくり馴染むものだよ。相手がバッハであれ、Black Eyed Peasであれ。これで分かるのは、その変化を納得いくかたちに持っていけるところまで今の技術は来たということに過ぎない。ボーカルの中には半端なく変えたものもあるからね。


[おまけ]
2008年版。Viva La Vidaがベース。



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