今日はチャレンジャー号爆発の日:"They Slipped the Surly Bonds of Earth to Touch the Face of God"

 

President Reagan, in a moving broadcast to the nation that afternoon, paraphrased a sonnet written by John Gillespie Magee, a young American airman killed in World War II: 'We will never forget them nor the last time we saw them this morning as they prepared for their journey and waved goodbye and 'slipped the surly bonds of earth to touch the face of God.' -
TIME
今朝ラジオで、「今日はスペースシャトル・チャレンジャー号が爆発した日ですね。1986年1月28日。JFK暗殺同様、“あの時なにしてた?”とみんなの記憶に残る悲しい歴史的事件でした…」と話していた。

あの映像が記憶に残った理由のひとつは、民間人初の高校教師クリスタ・マコーリフ女史が乗る姿をひと目見せようと、NASAが学校に衛星中継を設営したから。大勢の子どもたちが教室に集まって生でブラウン管を見守っていた。

ケーブル生中継はCNNだけ。その録画の解説には「9-13歳の子どもの推定48%近くが生で見ていた。全国民の17%はライブ視聴し、1時間以内に事故を知った人は85%に上った。ある調査によると、その伝播スピードは1963年のJFK暗殺、1945年のFDRの訃報に次ぐものだった」とある。

当日午後、レーガン大統領は全国民に向け演説を行い、第2次大戦中イギリス上空で衝突事故で亡くなった若き米人飛行士ジョン・ギレスピー・マギーのソネット『ハイ・フライト』の一節を引いてこう語った。
彼らのこと、そして今朝最後に見た彼らの姿を私たちは決して忘れないでしょう。冒険に旅立つ仕度を整え、さよならの手を振り、「地上の束縛から離れ、神の御顔に触れんとする」彼らの姿を。―TIME
以下の動画は、宇宙飛行士にずっと憧れ、レーガンに民間飛行士を乗せるよう働きかけた歌手ジョン・デンバーが、亡くなったクルー7人に捧げた『Flying for me』という歌(via)。旧ソ連のミール宇宙基地に行く話もあったぐらいだから本当は自分が乗りたかったみたいね…。

そのジョンも1997年10月にはモントレイから海に飛び立ってすぐ、自分で操縦中の小型機Long-EZが墜落し、死亡している。


John Denver's tribute to the Challenger crew "Flying for me".
In 1997, John was also killed in plane crash in CA.
-R.I.P.

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