It's a very sad news...
I kind of knew that he needs some rest...: nobody could sustain that much pressure and attention. I know I can't. Unlike journalists working for mainstream media, bloggers are too vulnerable to this sort of insults and violence, and it's not his fault at all.
His writing style is cynical, but even when he writes negative posts, there's always been a certain trust in humanity and possibility that the negatives turn positive. He's swift to reinstate what he writes if things change, and there's no such a thing as final judgement. Everything changes 24/7, and that's the strength of blogging, but... as anyone can imagine, it's really consuming. - I hope he'll regain what he had before and come back soon.
今朝新聞を広げて驚いた。「マイクが休養宣言」とある。
出張先で見知らぬ人にいきなりツバを吐きかけられたのが直接のきっかけというが、前から嫌がらせや脅迫はあったみたい…。
慌ててTechCrunchを見てみたが発表はどこにもない。記事で引用されている部分を検索にかけて初めて出てきた(日本語訳)。ブログのトップに出ないよう、コメント機能オフで昨日ひっそり投稿していたようだ。以下はマーキュリーの訳。
ハイテクニュースのブロゴスフィアは熱狂と敵意渦巻く圧力鍋だ。心臓麻痺の原因と言う医者もいる。このたびTechCrunch創設者マイク・アーリントンを襲ったのは唾かけ。これには氏も、「ブログ生活はつば吐きかけられてまでやる価値のあるものなんだろうか?」と考え込んでしまったようだ。
氏は水曜、欧州から異例のプライベートな書簡を発表し、少し休暇を取って将来のことを見つめ直したいと伝えた。決断したきっかけ、それは火曜に独ミュンヘンでハイテクカンファレンスを去りぎわ氏を襲った事件だ。
「誰かが歩いて近寄ってきて、かなり恣意的に私の顔にツバを吐きかけた。咄嗟のことで何が起こったのかも分からないうちに向こうは踵を返して人ごみに消えた」
これはニッチな業界でTechCrunchが収めた成功に伴う嫌がらせの極みだ、と氏。昨夏は氏とその家族に“心のバランスを欠く人物”から殺しの脅迫が何度もあった。「両親が生命の危険に怯え、息子が何故、どう、こんな地位に収まってしまったのか理解できずにいる姿を見て、私も人が変わった。もっと人を許さない人間になってしまったんだ」。
今回の事件について氏はこう宣言した。「つばを吐きかける行為には一線を引かせてもらう。これは一歩間違えば、遥かに凶暴なことにつながり兼ねないことだ」
こんな嫌がらせがあるのも、デジタル技術の業界でノンストップの対話の場を提供しているTechCrunchの力がそれだけ強大な証拠と見ることもできる。comScoreによると氏のサイトは12月期、ユニークビジター220万人だった。アーリントンはスタートアップを紹介する催しの重要な世話役であり、企業に“Crunchie”アワードも授与している。また、そうした活動を通して叩かれる標的にもなった(TechCrudというパロディーサイトは“Michael Arrogant”が執筆者[Crud=嫌なやつ、Arrogant=傲慢な])。
報告の中で氏は、襲撃犯はきっとTechCrunchに記事を書いてもらいたいのに記事の売り込みを氏が避けたのに腹を立てたハイテク起業家ではあるまいか、と推理している。「これまでにも鷲掴みにされ、引っ張られ、押し込まれ、あるいはイベントで暴言を浴びせられたことはある。が、ツバを吐きかけられたことは一度もなかった」
氏は自分の仕事は「感情が犠牲になる仕事」だと愚痴をこぼしてもいる。
「もう今では仕事がとても楽しいとは言えないよ。…本当に信用できる相手と分かるまで、人のことは信用しない。そこまで人が変わってしまった。TechCrunchを始める前は、世の中の人はたいがい根は善い人だと思っていた。信用できない相手と分かるまで人は信用するだけの価値があると思っていた。それが今はどうだ。全く正反対だ」
そこでダボス世界経済フォーラムの取材が終わり次第、休みを取って、「自分の人生、何に費やすべきか、もっと良く展望してみたい。…ビーチにでも座って。どこかiPhoneとラップトップから遠く離れた場所で」と話している。
氏を年がら年中叩くゴシップサイトValleywagは、案の定、意地悪な反応だ。オーウェン・トーマス(Owen Thomas)は、「自称スタートアップ・キングにとって(唾液攻撃は)自らの威信に関わる許しがたい行為。だから王位を放棄したいんだってさ」と書いている。
が、ウェブメディアサイトMahalo創設者の友人ジェイソン・カラカニス(Jason Calacanis)はサイトで、唾棄事件と殺人予告が危険な転換の予兆ではなかったかと疑問を提起し、こう読者に問いかけている。 「ブロゴスフィアの憎悪と攻撃性が、実生活にまで沁み出している、そんな流れがあるとは思わないかい?」
―人間不信が癒えて一日も早く復帰できるよう、祈りたい。
Michael Arrington "Some Things Need To Change" [via Mercury News]
I kind of knew that he needs some rest...: nobody could sustain that much pressure and attention. I know I can't. Unlike journalists working for mainstream media, bloggers are too vulnerable to this sort of insults and violence, and it's not his fault at all.
His writing style is cynical, but even when he writes negative posts, there's always been a certain trust in humanity and possibility that the negatives turn positive. He's swift to reinstate what he writes if things change, and there's no such a thing as final judgement. Everything changes 24/7, and that's the strength of blogging, but... as anyone can imagine, it's really consuming. - I hope he'll regain what he had before and come back soon.
今朝新聞を広げて驚いた。「マイクが休養宣言」とある。
出張先で見知らぬ人にいきなりツバを吐きかけられたのが直接のきっかけというが、前から嫌がらせや脅迫はあったみたい…。
慌ててTechCrunchを見てみたが発表はどこにもない。記事で引用されている部分を検索にかけて初めて出てきた(日本語訳)。ブログのトップに出ないよう、コメント機能オフで昨日ひっそり投稿していたようだ。以下はマーキュリーの訳。
"TechCrunch founder Mike Arrington to take a break"
by Scott Duke Harris, Mercury Newsハイテクニュースのブロゴスフィアは熱狂と敵意渦巻く圧力鍋だ。心臓麻痺の原因と言う医者もいる。このたびTechCrunch創設者マイク・アーリントンを襲ったのは唾かけ。これには氏も、「ブログ生活はつば吐きかけられてまでやる価値のあるものなんだろうか?」と考え込んでしまったようだ。
氏は水曜、欧州から異例のプライベートな書簡を発表し、少し休暇を取って将来のことを見つめ直したいと伝えた。決断したきっかけ、それは火曜に独ミュンヘンでハイテクカンファレンスを去りぎわ氏を襲った事件だ。
「誰かが歩いて近寄ってきて、かなり恣意的に私の顔にツバを吐きかけた。咄嗟のことで何が起こったのかも分からないうちに向こうは踵を返して人ごみに消えた」
これはニッチな業界でTechCrunchが収めた成功に伴う嫌がらせの極みだ、と氏。昨夏は氏とその家族に“心のバランスを欠く人物”から殺しの脅迫が何度もあった。「両親が生命の危険に怯え、息子が何故、どう、こんな地位に収まってしまったのか理解できずにいる姿を見て、私も人が変わった。もっと人を許さない人間になってしまったんだ」。
今回の事件について氏はこう宣言した。「つばを吐きかける行為には一線を引かせてもらう。これは一歩間違えば、遥かに凶暴なことにつながり兼ねないことだ」
こんな嫌がらせがあるのも、デジタル技術の業界でノンストップの対話の場を提供しているTechCrunchの力がそれだけ強大な証拠と見ることもできる。comScoreによると氏のサイトは12月期、ユニークビジター220万人だった。アーリントンはスタートアップを紹介する催しの重要な世話役であり、企業に“Crunchie”アワードも授与している。また、そうした活動を通して叩かれる標的にもなった(TechCrudというパロディーサイトは“Michael Arrogant”が執筆者[Crud=嫌なやつ、Arrogant=傲慢な])。
報告の中で氏は、襲撃犯はきっとTechCrunchに記事を書いてもらいたいのに記事の売り込みを氏が避けたのに腹を立てたハイテク起業家ではあるまいか、と推理している。「これまでにも鷲掴みにされ、引っ張られ、押し込まれ、あるいはイベントで暴言を浴びせられたことはある。が、ツバを吐きかけられたことは一度もなかった」
氏は自分の仕事は「感情が犠牲になる仕事」だと愚痴をこぼしてもいる。
「もう今では仕事がとても楽しいとは言えないよ。…本当に信用できる相手と分かるまで、人のことは信用しない。そこまで人が変わってしまった。TechCrunchを始める前は、世の中の人はたいがい根は善い人だと思っていた。信用できない相手と分かるまで人は信用するだけの価値があると思っていた。それが今はどうだ。全く正反対だ」
そこでダボス世界経済フォーラムの取材が終わり次第、休みを取って、「自分の人生、何に費やすべきか、もっと良く展望してみたい。…ビーチにでも座って。どこかiPhoneとラップトップから遠く離れた場所で」と話している。
氏を年がら年中叩くゴシップサイトValleywagは、案の定、意地悪な反応だ。オーウェン・トーマス(Owen Thomas)は、「自称スタートアップ・キングにとって(唾液攻撃は)自らの威信に関わる許しがたい行為。だから王位を放棄したいんだってさ」と書いている。
が、ウェブメディアサイトMahalo創設者の友人ジェイソン・カラカニス(Jason Calacanis)はサイトで、唾棄事件と殺人予告が危険な転換の予兆ではなかったかと疑問を提起し、こう読者に問いかけている。 「ブロゴスフィアの憎悪と攻撃性が、実生活にまで沁み出している、そんな流れがあるとは思わないかい?」
―人間不信が癒えて一日も早く復帰できるよう、祈りたい。
Michael Arrington "Some Things Need To Change" [via Mercury News]
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