Yesterday was the 60th anniversary of the Roswell Incident (right), and the city's 2007 Amazing Roswell UFO Festival drew 35,000 enthusiasts, believers and skeptics (newsweek).
(Photo courtesy of Roswell Daily Record)
BTW, have you already read the "deathbed" affidavit that Lt. Walter G. Haut had sealed before he died in Dec. 2005? It's been compiled in a newly released book "Witness to Roswell" last month, and you can read full texts here. Below, you'll find his interview just released on YouTube.
The mystery prevails in Roswell.
Happy Anniversary.
8日は人類初のUFO墜落と騒がれたロズウェル事件の発表からちょうど60年の節目。今年UFO祭「2007 Amazing Roswell UFO Festival 」(7/5-8)には約3万5千人のファンが詰めかけ、UFO伝説を偲んだ。
さて、上の動画に映っているのは、この事件を最初に米メディアに発表したウォルター・G.・ホイト(Walter G. Haut)元報道官だ。2005年12月に他界。このホイト氏が「死んでから公開してくれ」と生前に作成・封印した2002年宣誓供述書が先月末、新刊"Witness to Roswell"で出版化され、ちょっとした話題になっている。
問題の供述全文を訳してみよう。
米軍元報道官Walter G. Haut氏の宣誓供述書2002年版(全訳)(原文)
日付け: 2002年12月26日
立会人: クリス Xxxxxx
公証人: Beverlee Morgan
(1) 私の名前はウォルター・G.・ハウト(Walter G. Haut)
(2) 生年月日は1922年6月2日
(3) 住所は1405 W. 7th Street, Roswell, NM 88203
(4) 定年退職者
(5) 1947年7月、私はニューメキシコ州ロズウェルのロズウェル空軍基地に報道官として勤務していた。7月4日の独立記念日の週末(5日土曜と6日日曜)を基地北方約10マイル、町の南部にある自宅で過ごした。
(6) 7月7日午前半ば、基地の任務復帰後に誰かから墜落機残骸の報告が入った。基地司令官ウィリアム・ブランチャード(William Blanchard)大佐から情報部長シェシー・A.・マーセル(Jesse A. Marcel)少佐が調査に派遣された。
(7) 同日午後遅くまでに、ロズウェルのすぐ北に第2の事故現場があるとの通報が民間人から複数入った。その日は通常業務を行い、それ以上の話はほとんど聞いていない。
(8) 7月8日火曜朝7時半、定例スタッフ会議に出席。ブランチャード大佐、マーセル少佐のほかには、シェリダン・キャビット大尉(CIC=Counterintelligence Corp=対敵情報部] 、ジェイムズ・I.・ホプキンズ(James I. Hopkins)大佐(operations officer=作戦士官)、ユリシス・S.・ネロ(Ulysses S. Nero)中佐(supply officer=後方支援担当士官)、テキサス州フォートワースのカーズウェル空軍基地よりブランチャード大佐の上司ロジャー・レイミー(Roger Ramey)准将、准将の参謀長トーマス・J.・デュボース(Thomas J. Dubose)大佐も出席していた。
主な議題はロズウェル北西約75マイルのリンカーン・カウンティの現場に広がる夥しい数の残骸についてで、マーセルとキャビットが報告した。町の北方約40マイルにある第2の現場に関する予備ブリーフィングはブランチャードが担当。 残骸の破片のサンプルがテーブルの上に回ったが、それは私が当時、いや、今まで見たどんな物質とも違うものだった。紙のように薄いのに極めて強いメタルフォイル状の破片、縦に沿って異常な印の入った破片が手から手に渡り、各自が自分の考えを述べた。誰一人、事故機の破片が何か特定できる人はいなかった。
(9) 会議の重要な検討課題の一つが、この発見を公にすべきか否か、ということ。レイミー准将が計画を提案した。これは元々ペンタゴン(国防総省)の上司たちから出たプランに違いないと思うが、他の現場の発表を行うことで、町の北方にある、もっと重要な現場から注意をそらす必要がある、既に本件に関わる民間人は多過ぎるし、既に報道関係にも情報が回っている、という。進め方について全部は教えてもらえなかった。
(10) 大体9:30amごろ、ブランチャード大佐から私のオフィスに電話が入った。彼は、ロズウェル北西の牧場から空飛ぶ円盤を回収した事実を報道発表する任務を独占し、マーセルは現場から回収した証拠品を本部上層部に空輸する役目、私はラジオ局のKGFLと KSWS、新聞のDaily RecordとMorning Dispatchにニュースリリースを届ける担当となった。
(11) ニュースリリースが通信社サービスに届く頃にはオフィスには世界中から電話が殺到し、私の机にはメッセージが山積みに。マスコミ対応より、自宅に帰って“雲隠れ”するよう、ブランチャード大佐は私に提案した。
(12) 基地を去る前、ブランチャード大佐は私一人をビルティング84 [俗に言うハンガーP-3]と滑走路東側の B-29ハンガーに連れて行ってくれた。最初ビルに近づくと、屋外も屋内も警備が厳重に施されているのが分かった。中に入ると、町の北側から回収されたばかりの物体を、安全な距離を置いて観察していいと許可が出た。それは大体12~15フィート長、幅はさほどなく、高さ6フィートの、まるで卵のようなものだった。照明が足りなかったが、表面はメタリックに見えた。窓、銃眼、翼、尾部、着陸装置は見えなかった。
(13) さらに遠くを見ると、カンバスの防水布の下に死体が2体あった。カバーからはみ出ているのは頭だけなので、特徴らしきものは掴めない。頭は普通以上に大きく、カンバスの輪郭から判断して10歳児程度の大きさと思われた。後日ブランチャードのオフィスで、彼(ブランチャード)は腕を床上4フィートの高さに伸ばして背丈を教えてくれた。
(14) 回収した死体を安置する仮の死体公示所を設営したという情報が入った。
(15) 残骸は“ホット(放射性)”ではないとの情報が入った。
(16) フォートワースから戻ったマーセル少佐は、レイミー准将のオフィスに残骸の破片を持参し、マップルームから帰ってきてみると、外出中に部屋の中のものが気象観測用熱気球とレーダーカイトの残骸に摩り替わっていた、と言った。マーセルはこの状況にとても怒っていた。私たちはその話は二度としなかった。
(17) 軍のクリーンナップの際、機体回収現場の一つに最低1回視察が許可された。破片の幾つかは基地に持ち帰って、オフィスに飾ったりした。
(18) 数ヶ月後には、残りの証拠品回収のため2チームが別個に各現場に戻って定期サーチしていることに気づいた。
(19) 私が個人的に見たものはきっと機体の一種と、地球外から来たクルーだったと思う。
(20) 本供述を作成する上で私は何らの報酬も対価も受け取っていない。ここにあることは私の記憶を忠実に再現したものだ。
署名: ウォルター・G.・ハウト(Walter G. Haut)
2002年12月26日
署名立会人:
クリス・Xxxxxxx
出典:Tom Carey & Donald Schmitt著「Witness to Roswell」(2007年刊)
Thanks for the correction!>chame
[via Roswell theory revived by deathbed confession | NEWS.com.au]
長文翻訳、ご苦労様でーす。
ReplyDelete素晴らしい出来ですね!
気になっていたので、訳文が読めて嬉しいです。
ちょっといらないお世話を…。
(8)の中で…、
・his chief of staff, Col. Thomas J. Dubose
・彼の参謀長(幕僚長)Thomas J. Dubose大佐
supply officer は「補給担当士官」で如何でしょう?
「後方支援担当士官」でも良いかも?
兵站担当士官というのは、一般的でないでしょうね。
目を通された後、このコメントは削除してくださって結構ですよ~。
お疲れ様です!!
ReplyDelete僕もこれ気になっていたので全文が読めてともてうれしいです。
しかし「へー」って感じですね、なんか淡々と語っている感じで、もっと確信をついた内容なのかと思ってました。(いや十分確信ついてますが(w
ちゃめさん、ありがとー!
ReplyDelete補給担当がベターかもしれないのでコメント残しておかせてください…。
さとさん(nobsato.exblog.jpのsatoさんですよね)、どもども~。
狼少年の役回りを演じた人なので「最終版」は淡々としたかったんでしょうね。個人的には(8)の「縦に沿って異常な印の入った破片」ってのが次のエントリにかかってくるので、ひ、ひえ~という…。
日本にも堕ちてくんないかな。ちっこい島だから確率低いけど。Boeing 787の三菱重工とか富士重工とか、こういうのに強いメーカーさん多いから、なんか人類に貢献するもん作ってくれると思うんだけど…