アメリカにくる日本人に日本ではどんなアドバイスをしてるのか?
mental_flosのテレーズ・オニール女史がここ、ここ、ここの日本語アドバイスに自動翻訳かけて、あとは想像で補って楽しい英語で紹介して結構な反響。海外の目が気になるのはアメリカ人も一緒なんだね。重訳でどうぞ。
日本ではひとりひとりが小皿を好きなだけ使って食べる。ひとり10枚以上のこともある。アメリカでは大鉢や大皿を真ん中に置いて、好きなだけ取り分けて食べる。この大きな取り皿が「ディナープレート」だ。
日本では家庭の食事は空腹を満たすためにある。 アメリカでは料理の他にテーブルウェアを置いて飾り、音楽を流して、雰囲気を楽しむ。ディナータイムは豊かな人間関係を築く時間なのだ。だから40分もかかる。さらに、テーブルの飾りは母親から娘へと二代、三代に渡り受け継がれることも多い。加えてクリスマス、感謝祭用に使うもっと高価な皿もある。
アメリカの料理は味が平坦で、味覚の微妙な違いに無頓着だ。ちょっとした「隠し味」なんてものもない。家庭料理では砂糖、塩、胡椒、油、毎度ワンパターンのスパイスが使われる。本物のアメリカ料理というものはない。ハンバーガーぐらいだ。これも家ではあまり作らない。季節ごとの旬の味も特にない。基本的にアメリカ人は甘い高脂肪・高カロリーのものを好む。
日本ではヒップホップの格好はお洒落と思われている。が、米国ではストリートギャングに間違えられるので避けた方が無難。
残念ながら治安は全米どこへ行っても良くない。が、治安の良いエリアと「物騒なエリア」の違いは明白だ。歩いてる人が少なくて、グラフィティが多くて、窓やドアに鉄格子がついていたら要注意。そういう場所では若者が「俺様を注目しろ!」とでも言いたげなヒップホップの格好をしている。
アメリカ人は車のマナーがものすごくいい。日本人はアメリカ人の車のマナーを見たら自分が恥ずかしくなる。交差点で曲がるときも必ず信号で一時停止する。我先にと割り込む人もいない。一部の人を除けば、みんなスピード制限は守る。アメリカは車社会だが、マナーの素晴らしさは車に限った話ではない。
米国では大酒飲める人間が優越感に浸ることはない。逆に大酒飲みは自分をコントロールできない人間という認識だ。浴びるほど飲まないと酔えない人に対しては軽蔑に近い気持ちを抱く。習慣的にアルコールを飲む人はアルコール中毒。アルコール中毒者は意志が弱い人。つまりは自己管理できない社会に見放された人というレッテルが貼られる。
アメリカでは禁煙者が喫煙者より重視される。喫煙者は自分がコントロールできない人間であり、弱いキャラの持ち主という認識だ。
アメリカでは学生も会社員も主婦も遊びの時間をなんとか捻出する。平日も週末も。ほとんどの人が常に自由時間を確保するのだ。平日はジョギング、自転車、テニス、ラケットボール、ボーリング、映画、読書、ボランティア。週末はリベラルアートのクラスをとったり、スポーツをしたり、もっとフリーダムをエンジョイする。
日本では平日はノー・フリータイムという認識で、羽を伸ばせるのは週末だけだ。週末はテレビを見たり、家でのんびりしたり、働いたり、勉強したり、買い物をしたり、音楽鑑賞をして過ごす。
両手で中指と人差し指を立てて空中にかざせば、それは引用符。口でしゃべってはいるけどカギ括弧付きなので本意で言ってるんじゃないよって意味。言う前に「or so called(いわゆる)」と言ってもいい。
日本では女性は笑うとき口に手を当てて歯を隠す。大口開けて笑うのは下品と思われている。大の男はそもそもあんまり笑わない。「男たるもの歯を見せて笑うべからず」ということわざまである。
アメリカでは男も女も笑うときは顔を逸らさない。正面を向いて口を開けて大声で笑う。何故ならアメリカでは笑いを隠したり、笑いながら顔を逸らすと、隠れて陰でコソコソ喋ってる、悪口言ってる印象を与えるからだ。感じが悪い。
レジは遅い。日本に比べると異様に遅い。急いでる時は本当にカリカリする。その点、アメリカ人は買い物点数が少ない人が並ぶ急ぎの列でもノホホンとしてる。本当に気が長いなあと思っていたが、実はものすごくのんびりしてるだけなのだ。自分はスーパーのマトリクス(行列)でどう暇潰ししたらいいかあれこれ考えた結果、他の客と長々おしゃべりすることにした。
米国の自動販売機で売ってるのは炭酸飲料ぐらいだ。特にコーク。喉乾いてるから自販機に行くわけだけど、売ってるのがなんせ全部炭酸なのだ。ボタン押して当然、美味そうなオレンジジュースが出てくるものと期待して開けると、炭酸が出てきたりする。 炭酸は好きだ。でも心底ウンザリくることもある。
日本では他人の前で失敗・挫折することを恐れる。失敗して恥ずかしい思いをするぐらいなら最初から何もしないで非難を避ける方がいい。結果やりたいことがあってもやらずに、後で後悔することが多い。
アメリカでは失敗・挫折しても気にしない。人間なんだから間違うこともあって当たり前という基本姿勢。 また、失敗・挫折を考えるよりアメリカ人は好奇心が先にくるので、「とにかくやってみようぜ!」ってなる。
[Mental_Floss]
mental_flosのテレーズ・オニール女史がここ、ここ、ここの日本語アドバイスに自動翻訳かけて、あとは想像で補って楽しい英語で紹介して結構な反響。海外の目が気になるのはアメリカ人も一緒なんだね。重訳でどうぞ。
10 Japanese Travel Tips for Visiting America
1. 「ディナープレート」なるものがあるが、その上の料理は非常に残念
日本ではひとりひとりが小皿を好きなだけ使って食べる。ひとり10枚以上のこともある。アメリカでは大鉢や大皿を真ん中に置いて、好きなだけ取り分けて食べる。この大きな取り皿が「ディナープレート」だ。
日本では家庭の食事は空腹を満たすためにある。 アメリカでは料理の他にテーブルウェアを置いて飾り、音楽を流して、雰囲気を楽しむ。ディナータイムは豊かな人間関係を築く時間なのだ。だから40分もかかる。さらに、テーブルの飾りは母親から娘へと二代、三代に渡り受け継がれることも多い。加えてクリスマス、感謝祭用に使うもっと高価な皿もある。
アメリカの料理は味が平坦で、味覚の微妙な違いに無頓着だ。ちょっとした「隠し味」なんてものもない。家庭料理では砂糖、塩、胡椒、油、毎度ワンパターンのスパイスが使われる。本物のアメリカ料理というものはない。ハンバーガーぐらいだ。これも家ではあまり作らない。季節ごとの旬の味も特にない。基本的にアメリカ人は甘い高脂肪・高カロリーのものを好む。
2. 危ないエリアは服装で見分ける
日本ではヒップホップの格好はお洒落と思われている。が、米国ではストリートギャングに間違えられるので避けた方が無難。
残念ながら治安は全米どこへ行っても良くない。が、治安の良いエリアと「物騒なエリア」の違いは明白だ。歩いてる人が少なくて、グラフィティが多くて、窓やドアに鉄格子がついていたら要注意。そういう場所では若者が「俺様を注目しろ!」とでも言いたげなヒップホップの格好をしている。
3. でもアメリカ人の運転マナーはいい意味で驚き
アメリカ人は車のマナーがものすごくいい。日本人はアメリカ人の車のマナーを見たら自分が恥ずかしくなる。交差点で曲がるときも必ず信号で一時停止する。我先にと割り込む人もいない。一部の人を除けば、みんなスピード制限は守る。アメリカは車社会だが、マナーの素晴らしさは車に限った話ではない。
4. 酒を浴びるほど飲んでも尊敬されない。むしろ恥
米国では大酒飲める人間が優越感に浸ることはない。逆に大酒飲みは自分をコントロールできない人間という認識だ。浴びるほど飲まないと酔えない人に対しては軽蔑に近い気持ちを抱く。習慣的にアルコールを飲む人はアルコール中毒。アルコール中毒者は意志が弱い人。つまりは自己管理できない社会に見放された人というレッテルが貼られる。
アメリカでは禁煙者が喫煙者より重視される。喫煙者は自分がコントロールできない人間であり、弱いキャラの持ち主という認識だ。
5. 週7日毎日がフリータイム!
アメリカでは学生も会社員も主婦も遊びの時間をなんとか捻出する。平日も週末も。ほとんどの人が常に自由時間を確保するのだ。平日はジョギング、自転車、テニス、ラケットボール、ボーリング、映画、読書、ボランティア。週末はリベラルアートのクラスをとったり、スポーツをしたり、もっとフリーダムをエンジョイする。
日本では平日はノー・フリータイムという認識で、羽を伸ばせるのは週末だけだ。週末はテレビを見たり、家でのんびりしたり、働いたり、勉強したり、買い物をしたり、音楽鑑賞をして過ごす。
6. 皮肉を上手に交えることはアメリカ人との会話ではマスト
両手で中指と人差し指を立てて空中にかざせば、それは引用符。口でしゃべってはいるけどカギ括弧付きなので本意で言ってるんじゃないよって意味。言う前に「or so called(いわゆる)」と言ってもいい。
7. アメリカ人は馬のように笑う。 女性も。素直に感情を表現してるだけ
日本では女性は笑うとき口に手を当てて歯を隠す。大口開けて笑うのは下品と思われている。大の男はそもそもあんまり笑わない。「男たるもの歯を見せて笑うべからず」ということわざまである。
アメリカでは男も女も笑うときは顔を逸らさない。正面を向いて口を開けて大声で笑う。何故ならアメリカでは笑いを隠したり、笑いながら顔を逸らすと、隠れて陰でコソコソ喋ってる、悪口言ってる印象を与えるからだ。感じが悪い。
8. 買い出しはどうせ時間がかかる。レジの列は友達づくりの場と思うこと
レジは遅い。日本に比べると異様に遅い。急いでる時は本当にカリカリする。その点、アメリカ人は買い物点数が少ない人が並ぶ急ぎの列でもノホホンとしてる。本当に気が長いなあと思っていたが、実はものすごくのんびりしてるだけなのだ。自分はスーパーのマトリクス(行列)でどう暇潰ししたらいいかあれこれ考えた結果、他の客と長々おしゃべりすることにした。
9. アメリカの自動販売機は恐ろしく品数が限られていて不正直
米国の自動販売機で売ってるのは炭酸飲料ぐらいだ。特にコーク。喉乾いてるから自販機に行くわけだけど、売ってるのがなんせ全部炭酸なのだ。ボタン押して当然、美味そうなオレンジジュースが出てくるものと期待して開けると、炭酸が出てきたりする。 炭酸は好きだ。でも心底ウンザリくることもある。
10. アメリカ人は恐ろしく楽観的なのでイライラしても始まらない
日本では他人の前で失敗・挫折することを恐れる。失敗して恥ずかしい思いをするぐらいなら最初から何もしないで非難を避ける方がいい。結果やりたいことがあってもやらずに、後で後悔することが多い。
アメリカでは失敗・挫折しても気にしない。人間なんだから間違うこともあって当たり前という基本姿勢。 また、失敗・挫折を考えるよりアメリカ人は好奇心が先にくるので、「とにかくやってみようぜ!」ってなる。
[Mental_Floss]
> 交差点で曲がるときも必ず信号で一時停止する。
ReplyDelete信号が緑なら一時停止しません。直進とは別の右左折専用の信号がある交差点もあります。
> 我先にと割り込む人もいない。
危ない割り込みを行えば、パトカーに捕まる可能性があります。
> 一部の人を除けば、みんなスピード制限は守る。
制限速度を10マイル以上超えているのがパトカーに見つかれば、交通違反で捕まります。