June 18, 2012

うつの人はネットの使い方が違う:Depressed People Use the Internet Differently

Missouri University of Science and Technology conducted research on how depressed students use the internet differently from those not depressed.  They hope to use the data to develop a software application "to monitor your Internet usage and alert you when your usage patterns might signal symptoms of depression."

Depression is becoming a huge problem in Japan, too, and any finding would be greatly appreciated... More on NY Times.

ミズーリ科学技術大学の調査で「うつの学生はうつでない学生とインターネットの使い方が異なる」ことがわかった。NYタイムズに昨日、SRIRAM CHELLAPPANコンピュータサイエンス助教授とソフトウェアエンジニアのRAGHAVENDRA KOTIKALAPUDI氏が概要を紹介していたのだけど、以下はその要訳。

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調査では同大学部生216人にうつ検出のアンケート「CESD-R」を行ってうつの学生を洗い出し(全体の30%。平均レンジ内)、大学の2月のネット利用ログを照合してみた。すると、うつの症状が強ければ強いほど顕著になるネットの使い方がいくつかあることがわかった。

例えばp2pパケット、つまり欝の学生は映画・楽曲などのファイル共有が盛んになる。

さらにメールの利用が頻繁。これはメールチェックが頻繁なことと不安が大きいことの間には相関関係があるかもしれないと心理学者のMorahan-MartinとPhyllis Schumacherも言ってることなので予想範疇だった。

あとは、フロー持続エントロピー(flow duration entropy)が高いこと。要するに メール、チャットルーム、ゲームなど複数のアプリを行ったり来たり切り替えがせわしない。国立精神衛生研究所(NIMH=National Institute of Mental Health)によると、集中力低下も学生のうつの兆候らしいけど、ひとつのことに集中できない現れかも。

で、最後は動画視聴、ゲーム、チャットが増えること等々。

メンタルヘルスの諸団体では、若者の精神病の進行を未然に食い止める上で欠かせないのは、いろんな状況でスクリーニングの網をはって早期発見することだと推奨している。親や大学のカウンセラーと共有するのはプライバシー上の問題もあるかもだけど、各自のパソコンやモバイル端末に設置して、危ない兆候が見えたらうつアラート出して早期治療を促すようなアプリの開発に役立てられるんじゃないか、と研究班は期待している。

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こないだNHKスペシャルで新型うつのこと知って、えー企業の65%!? 欝ってそんなに広まってるのか!!!…と驚いたばかりなので、ついつい読んでしまったよ。こうして眺めてくると、なんとなく不安に掻き立てられて、いろいろ外部に逃げ場や拠り所を求めてる学生の姿が透けて見えてくるような気がするよね。

ネットは結果なのかな? それとも原因と無関係ではないのかな。




[NYT]

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