August 18, 2009

アップルが世界最大級のデータセンター着工へ。狙いはクラウド進出?:Apple Getting into the Cloud?



We all sort of knew this coming; Google and Apple will sooner or later criss-cross in each others' ways.   Rich Miller of Data Center Knowledge who exclusively reported Apple's top secret $1 billion data center project in North Carolina,  took questions by Leander Kahney of CultofMac.

Before reading it, I was amazed by the simple fact that there's such a medium as "online trade magazine devoted to the data center industry"!  After reading through the interview, I was stunned twice at his depth of knowledge.  My favorite quotes;

"Many cloud enthusiasts say that cloud computing will eliminate the need for data centers. In reality, the only thing will change is the owner of the building. All the applications and data that are moving into the cloud will live on servers in brick-and-mortar data centers. The companies that are building the biggest data centers tend to also have the biggest cloud ambitions. "
Yeah, right.  We'll eventually end up in data center.


グーグルのエリック・シュミットCEOがアップルの取締役を辞めたのは、ChromeとAndroidがアップルの中核事業に被るから…というになってるが、実は逆で、アップルがグーグルの中核事業に手を出すからかもよ? という話がじわじわ浮上してきた。

データセンターの動向を追うオンライン業界マガジン(そんなものがあること自体驚きだが)「Data Center Knowledge」創設者兼編集者Rich Miller氏がリーアンダー・ケイニー(Leander Kahney)記者に語ったところによると、今月アップルがノースカロライナ州メイデンで着工する新データセンターは「ビル1棟に床面積約50万平方フィート」で、完成すると「世界最大級のデータセンターとなる」そうだ。

「東部の情報ハブにする」とアップルは言ってるけど、西海岸の今のデータセンターは10万平方フィートちょいと出る程度。差があり過ぎる。こりゃMobileMeとかiTunesとかのケチなもんでは説明がつかない、ひょっとしてグーグル十八番のクラウドをアップルもやるんじゃ? …というわけね。

インタビュー全訳でどうぞ。

Interview: Apple’s Gigantic New Data Center Hints at Cloud Computing | Cult of Mac

CoM: 最初にアップルが新データセンターを建てる理由をどうお考えでしょうか?
Miller: アップルはこれまでノースカロライナ(NC)の工場のついてあまり多くを語っていない。同社の東海岸のデータハブということぐらいだ。アップルは西海岸のデータセンターも加州ニュワークに持っている。僕が取材した地元自治体の人たちは、Mobile MeとiTunesストアのデジタルコンテンツのサポートに主に使うのではないかと話していた。何よりもこちらが知りたいのは、アップルが既存サービスの成長を支えるのに今よりかなり大きな設備が要るのか、それとも将来の新サービスのために規模増強しているのか、というところだ。

CoM:  アップルがクラウドコンピューティングのアプリ ―例えばiLifeのクラウド版など― のために建造する可能性は?
Miller: ノースカロライナの建設計画をめぐる有力な説には、アップルが将来大きなデータセンター容量が必須のクラウドコンピューティングサービスを計画している、という説もある。クラウドコンピューティングは今注目のトレンド。アップルがこれについて深く考えてない、人と違う考え(think different)を持ってないなら、その方が驚きだよ。クラウドに熱狂する人の多くは、クラウドコンピューティングでデータセンターは不要になると言う。現実にはビルの所有者が交代するだけ。クラウドに移行するアプリとデータは全部これからもブリックのサーバーで生きていくのさ。最大のデータセンターを建てようとする会社は、えてしてクラウドの野望も最大だ。

CoM: ノースカロライナの新データセンターの大きさは? 大、中、小?
Miller: 初期設計プランではアップルは、ビル1棟の中に延べ約50万平方フィートのデータセンター用スペースを用意する計画だった。その通りなら世界最大のデータセンターのひとつになる。比較のため言うならアップルが加州ニュワークに抱える既存のデータセンターは10万平方フィートちょい。最新の独立企業が抱えるデータセンターは10万から20万平方フィートが相場だ。つまり、これはビッグアス(めちゃくちゃデカい)なデータセンターと呼ぶにふさわしいものだ。


CoM: これに匹敵するのは何? 具体的な事例は何かご存知ないですか?
Miller: ここ数年は、現代データセンターの展望を塗り替える新設備が一握りだが登場した。マイクロソフトがシカゴに建てた新センター、(Switch Communicationsが所有する)ラスベガスのSuperNAP、フェニックスのコロケーションセンターPhoenix ONEなどだ。どれも面積は40万平方フィートを下らない。こうしたデータセンターは巨大なデータ量に対応するようデザインされており、デジタル経済への移行が加速している現われだ。デジタルアセットはすべて(メールも画像も動画も、そして今度はバーチャルマシンも)、より大きな、より沢山のデータセンターへの需要を生んでいる。

CoM: アップルがノースカロライナを選んだ理由は? 尋常じゃなく大きなパイプがある? 近場に巨大発電所があるとか?
Miller:  地方のノースカロライナを選んだことから考えると、アップルのボトムラインは接続性よりコストにあるんだろう。NC州メイデンの予定地は、グーグルの巨大データセンターからさほど遠くない場所にある。グーグルと言えば普段から格安電力、節税優遇を追及する会社だ。カリフォルニアの電力はキロワット時あたり7~12セントもするが、デューク・エナジー(Duke Energy)の電力は約4~5セントで済む。しかもアップルは最高の税金優遇策を出した方が勝ち、という具合にバージニアとノースカロライナの両州を競り合わせることで、税金優遇策を最大に引き出した(データセンターの用地選びでは人気の戦略)。

大手には分散型データセンターを使ってレイテンシーとコンテンツ配信コストを管理する企業もある。それもアップルは考えているかもしれない。同社はCDNの主要顧客だからね(アップルはAkamaiとLimelight Networksの両方を使っていると僕は睨んでいる)。Facebookはバージニアにデータセンター新設を決めたキー要素はレイテンシーだと欧州に言った。それに先立ちMySpaceもLAにデータセンターを新設したが、あれはCDNへの依存を減らすのが目的だった。しかしいずれのケースも企業は自社のトラフィックを管理するため、他の多くのネットワークと接続できるインターネットのハブを求めた。これ(SNSの会社が求める情報ハブ)はノースカロライナのような地方では確保できない。よって、アップルのフォーカスは接続性よりもコストやスケールにあるということになり―これまたクラウドというフォーカスを示唆するのだ。

Related:maclalala2「アップルの巨大データセンター」(←同じくMillar氏が5月に書いた記事「アップルが10億ドルを投じてiデータセンター建造へ」の全訳)

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