July 13, 2009

マイケル・ジャクソン追悼式のブルック・シールズのスピーチ(全訳):Michael Jackson Memorial Service - Brooke Shields




In the special Michael Jackson commemorative issue of Rolling Stone, Brooke Shields revealed Rolling Stone that MJ “asked her to marry him — more than once.”

“I would say, ‘You have me for the rest of your life, you don’t need to marry me, I’m going to go on and do my own life and have my own marriage and my own kids, and you’ll always have me,’ ” Shields tells Rolling Stone. “I think it made him relax. He didn’t want to lose things that meant something to him.”

It's dead obvious from the the touching tribute by Brooke at the memorial.


Rolling Stone追悼記念号でブルック・シールズが、マイケル・ジャクソンから何度かプロポーズされ断っていた事実を明かした。
私はこう言ったものです。「私はこれからも一生あなたのものよ。結婚なんか要らない。私は私の人生を歩んでいく。自分の結婚をして、自分の子どもも生む。でも私はずっとあなたのものなのよ」。そう言うと彼も安心したように思います。自分にとってかけがえのないものを彼は、失いたくなかったんです。

7月7日の告別式でブルック・シールズが捧げた追悼の辞を見たら、よっぽどの鈍感でもない限り普通気づくだろう。

Michael Jackson Memorial Service - Tribute by Brooke Shields

Staples Center, Los Angels, July 7, 2009
- in Japanese

マイケルとはよく一緒にいました。すると必ず写真を撮られて、とってつけたようなキャプションがついて出たものです。「変なカップル」、「あり得ないペア」とかなんとか(会場笑)。でも私たちにとって、それは一番自然で楽な友情関係でした。

マイケルと初めて出会ったのは私が13歳の時です。それからずっと二人で友情を育んできました。

マイケルは私がいつも彼の味方と分かっていたし、デートにも連れ出してくれました(訳注:プリンストン在学中のブルック・シールズをMJがヘリで迎えに来た話は有名)。一緒の時はいつも楽しかった。どこにいても。二人の間には強い絆があったのです。

それはきっと、ものすごく小さな頃からスポットライトの中にいる暮らしがどういうことか、お互い良く分かっていたからだと思います。

私はよく冗談でこう言ったものです。「私は生後11ヶ月からやってるのよ。あなたなんて甘いわ」(会場笑)。 「はあ? 5歳?」

私たちは二人とも、とても早く大人にならなくてはならなかった。でも二人が一緒の時は…ちいさな子どもにかえれたんです。一緒に馬鹿やって遊んで。

彼とは仕事で一緒になったこともないし、同じステージで歌やダンスの競演をしたこともありません。一度夜ムーンウォーク教えてくれようとしたことはあるんですが(会場笑)、腕組んで首振ってましたね。一緒にビデオを撮ったことも、曲をレコーディングしたこともありません。

でも一緒に笑うことだけはやりました。相手を多く笑わせたり馬鹿なこと言った方が勝ち、そんな風に競争して。

マイケルは笑うのが大好きでした。笑う時はそれこそ心臓が飛び出るんじゃないかというぐらい大笑いするんです。私が変なモノまねしたり、身の周りで起こった小話をするとそれも喜んでくれました。MJの笑いは、私がこれまで出会った誰よりも優しく、ピュアで、ユーモアのセンスも最高の人でした。

あれはエリザベス・テーラーの結婚式の前の晩のことです。式の間ずっと一人でいたくないから一緒に出てくれという話には予めなってたんですが、そのビッグな日を前に彼から呼び出しの電話がかかってきて。一番乗りで(リズの)ドレスこっそり見にいこう、って言うんですね。

私たちは見てる間ずっと狂ったように笑いっ放し。クスクス笑いが止まらなくて、もう死ぬ、息が止まる…というところまできて初めて、そこのベッドでエリザベスが寝てるのに気づいたんです。てっきり別の部屋で寝てると思っていたんですけどね(会場笑)。で、また笑って、部屋をこっそり抜け出しました。

式当日は最初のダンスで「新婦の親です」と二人で自己紹介する成り行きになってしまったり。

そう、外から見たら変かもしれません。でもそんな風にして私たちは二人の絆を楽しく、リアルなものにしてたんです。

なんか手袋をつけ始めたので、「なにそれ」、「私の手を取るんなら外してよ」と言ってみたり(会場笑。皮膚の変色を隠すため手袋を着用していた)。そう言われてもマイケルはただ首を振って微笑むだけ。そうやって冗談でいじられるのが大好きだったんです。

彼の笑顔は見る人みんなを、「大丈夫、みんなうまくいくさ」という気持ちにさせるものでした。

外の世界から見たら彼は、天才です。その才能の右に並ぶ者はなかった。でも、プライベートで知己を得る機会に恵まれた人間から見ると、彼は思いやりがあって、面白く、正直で、ピュアで、一緒にいて飽きなくて、そして人生を心から愛する人でした。家族を思う気持ちは本当に深かったです。友だち、ファンを思う気持ちも。

よく人からは“キング”と呼ばれていますが、私の知ってるマイケルはいつも、『小さな王子様(星の王子様)』(全訳)を思わせる人でした。彼の思い出に寄せ、あの本からこんな一節をご紹介したいと思います。

What moves me so deeply about this sleeping Prince, is his loyalty to a flower. The image of a rose shining within him like the flame within a lamp, even when he's asleep. And I realized, he was even more fragile than I had thought. Lamps must be protected, a gust of wind can blow them out.

(試訳)この眠れる王子の何がこんなにも深く私の心を揺さぶるのだろう。それはきっと彼が(目には見えない花の存在を信じて疑わず)花に忠実であろうとするから。ランプの中で燃え立つあの炎のように、彼の中に光り輝くバラのイメージ。それは彼が眠ってる間も片時も輝きをやめない。そこでふと私は、自分が思っていたよりも遙かに彼が壊れやすい存在であることに気づいた。ランプは守ってやらなければ。一陣の風が炎を掻き消してしまわぬように。

マイケルは才能もさることながら、それ以上に並外れた感受性の持ち主でした。本当に本当の彼は、彼の心の中にすんでいたのです。『小さな王子様(星の王子様)』にはこんな言葉もあります。
Eyes are blind. You have to look with the heart.  What's most important is invisible.
(試訳)目は真実を隠すブラインド。心で見なくちゃ。一番大切なものは目に見えないんだよ。

マイケルは何事も心の目で見る人でした。

ご遺族のみなさん、キャサリン、ジョーはじめご兄弟のみなさん、ご愛息・ご令嬢のプリンス、パリス、ブランケットに、心よりの追悼の祈りを捧げます。

マイケルの好きな曲は、彼が私たちに残してくれた数え切れないほどの名曲ではなく、チャーリー・チャップリンが映画『モダンタイムズ(Modern Times)』でつくった曲でした。その曲の名は『Smile』。歌にはこんな言葉があります。
Smile, though your heart is aching. 
スマイル 心が痛んでも

今日この日、私たちの心は痛んでます。が、上を見上げなくてはなりません。そこでは彼が必ずや三日月に腰かけてることでしょう。だからみなさん、スマイル。(兄ジャーメイン・ジャクソン『Smile』にバトンタッチ)



SMILE by Michael Jackson(歌詞


Last Updated at 00:27 am, July 14, 2009.


4 comments:

Anonymous said...

ブルック・シールズはとうとう元顔に戻ってきたね。美しい西洋人の顔を朝鮮人が付けるといつかこういう顔になる。この朝鮮人女は、元顔が男みたいな顔だ。アプリックスとドミノの社長(郡山龍とアーネス比嘉)の元顔に似ている。北朝鮮のTVキャスターにも似ている。どうして朝鮮人は西洋人の顔を盗み取るという残虐卑劣なことをやったのか?ブルック・シールズさんの顔の人があの世でどれほど嘆き、どれほど恨んでいるか、考えたことがあるか?恨みは宇宙のさいはてまで到達している。

satomi said...

なんだかよくわからないが宇宙のさいはてに行ったらよろしく言っといてね。。。

Anonymous said...

偶然、いきついたのですが、すばらしいスピーチですね。
小学生3年で、ブルックシールズのファンになりまして、今は、MJのYOU TUBEを見ていて、ここに行き着きました。素晴らしい人生の深みを感じさせるスピーチをご紹介頂ありがとうございます。我が国のactor,actressにここまで期待するのは無理ですかね-?

satomi said...

ですね、何度見ても泣いてしまいますね、これは。

ふっておいてお葬式で泣くなんて!って怒るMJファンもいましたけど、私はこれ見て、こりゃ単純にふったのとは違うなーと思ってとても切なくなりましたよ。

MJは結婚したら貧しい国から沢山子どもをadoptして育てよう、それが一緒にできるのは君しかいないってプロポーズしたんです。でもブルック・シールズは自分の子どもが欲しかったんですね。2人産んで産後うつ病になっても今も子どもが欲しいって言ってますよね。

じゃあなぜMJは自分の子じゃなく他人の子をadoptしようなんて異常なプロポーズしたのかというと、この先はもう都市伝説ですが、子供の頃、父親から殴る蹴るの虐待を受けて子どもが作れない体になってしまった、という話もあります。

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