“Wave is what email would look like if it were invented today.” -Lars Rasumussen
A little confused as to what exactly Google's WAVE is? See Mashable for basic features and lingos and TechCrunch for deeper insights. Google will open Wave’s APIs to developers today. I hope they will wash away those little bugs of G-Doc with one big wave...
グーグルのリアルタイム・コミュニケーション・プラットフォーム「WAVE」が昨日I/Oカンファレンスで発表になった。APIは本日公開。一般公開は年内。
同社が2004年買収し、Google Mapsの元になった豪州のスタートアップ「Where 2 Tech」共同創業者Jens & Lars Rasmussen兄弟の発案をベースに、Maps立ち上げが一段落した後、着手した(コードネーム“Walkaround”)。
Waveはメール、IM、Wiki、チャット、SNS、プロジェクト管理を全部ブラウザ内で一元管理できるプラットフォームで、自分のWave(スレッド)には友人・同僚を呼んで一緒に波乗りしながら現況・ファイルが共有できる。
以下はMashableがまとめた技術的特長の一例。
リアルタイム: 誰かの入力がタイプする端から1文字1文字…見れる。専門用語;
埋め込み可: Waveはブログやサイトに貼れる。
アプリ&拡張機能: FacebookアプリやiGoogleガジェット同様、開発者はWaveで動くアプリの開発ができる。ボットから複雑なリアルタイムのゲームまで。
Wiki機能: Google Wave内で書いたものはなんでも、他の人からも編集可。これはプラットフォーム内のものは全て共有されているため。よって進行中のやり取りの中で情報を訂正・補足したり、コメントを書き込んだりできる。
オープンソース: Google Waveのコードはオープンソースとして開発者に公開し、技術革新と普及の促進を図る。
プレイバック: Waveはどこでもプレイバック(巻き戻して再生)し、やり取りの履歴が見れる。
自然言語: Google Waveはスペル自動チェック付き。“been”と“bean”のような細かい違いまで識別できる。その場で自動翻訳も。
ドラッグ&ドロップでファイル共有: 添付は不要。ファイルは単にドラッグしてGoogle Wave内にドロップするだけで、他のみんなからもアクセスできる。
Wave: 時系列ツリーひとかたまり
Wavelet: Waveの一部分
Blip: そのまた一部、メッセージ単体
Extension: Wave内で動くミニアプリ。Waveを使いながら遊べる。このエクステンション(拡張機能)には主にガジェット(Gadget)とロボット(Robot)の2通りがある。
Gadget: ユーザー参加型アプリ。GoogleのOpenSocialで開発されたものが多い。iGoogleのガジェットやFacebookアプリみたいなもの。
Robot: Waveの自動参加者。ユーザーやWaveとやり取りできて、Twitterなど外部ソースを提供したり、wave内コンテンツを調べて指定のアクションができる(例:株の名前が出たら株価を表示する)
INBOX: Click to enlarge (c) Official Google Blog
以下はTechCrunchがまとめた、より細かい特長。
返信メール: 返信ボタン押すと新規メールが開いて、そこに書いて送信、という従来の手順ではなく、返信ボタン押すと受信メールの「中」にそのまま書き込んで、オンラインなら相手にもそれが見える(共有してるので)。
友だち招待: 左の連絡先からメールのやり取りに加えたい人の写真をメールにドラッグするだけで招待終了。途中から入って話が見えない人は、得意のPlaybackボタンでツリーの始まりから読んで会話の流れに乗ることができる。
入力共有はオフにできる: 入力が終わるまで相手に見られたくない人は、“Draft”モードにすれば見えなくできる。
プライベートチャットも: お互いオンラインの場合、他の人に見えないかたちで1対1のチャットができる。その履歴も非公開モードで同じWaveにマージされる。
ドキュメント共同作業の改善点: G-Docsで共同編集すると筆入れが重複してワケわかんなくなるものだが、Waveでは誰かが何か編集している時は、編集中のパートの隣にその人の名前が明るいカラーボックスで表示される。踏みつけあう心配がない。
写真共有: Gearsを設営したブラウザの人は、ローカルからWaveのウィンドウにドラッグ&ドロップするだけで写真が共有できる。あとはみんなでタイトルを変更したり、スライドショー見たり。
その他なんでも共有: WaveはGoogle Mapsの地図(これまたみんなで編集可)、ゲーム、招待状なども共有できる。共有対象は開発者が頭を絞ればもっと増えそう。
ブログにWaveを貼って近況共有: Twitterを貼るような感じで、Wave仲間の「今なにしてる」が流せる。読者はブログからWaveの仲間に入ることもできる。
Waveはウェブに公開して検索インデックスしてもらえる: これはTwitterとの違い。
Waveは自社(自分)でホストできる: これはFriendFeedとの違い。
E-MAIL: Click to enlarge (c) TechCrunch
TechCrunchは「Waveのコンセプトを中心に開発したガジェット、拡張機能、マッシュアップ、面白そうなサイトが山と出るだろう」と予想してるけど、ほんと、TwitterとかFlickrとかソーシャル系には影響大きそうね。ま、G-Docと長年付き合ってる身としては、そんなアレもコレもと手広くやる前にこのバグを早くなんとかしてよっ、て気もするが…waveで一掃されるのかしらん…。
[Official Google Blog, Mashable, TechCrunch]
■動画:Google Wave発表、リアルタイム・コラボレーションの基盤へ―Google Waveはリアルタイムのやりとりを革新する!!
ReplyDeletehttp://yutakarlson.blogspot.com/2009/05/google-wave.html
こんにちは。グーグルがGoogle Waveを発表しました。これによって、いろいろな使い方ができますね。たとえば、1つのグループのメンバーが、それぞれの席についたままで、企画書を検討して、最終版を作り上げる、その間に添付資料としての動画や画像も見ながら様々なコミュニケーションをはかることが出来るようになります。チャットをはるかに超えた、素晴らしいコラボレーションができそうです。私のブログでは、Googleのこのようなサービスを社会変革に用いることを前提として掲載しています。詳細は是非私のブログをご覧になってください。