日本の番組を海外で観る!:Viewing Japanese TV Programs from Overseas

Missing Japanese TV program? You're not the only one. Here, a Japanese sculptor living in Germany said he had tried to watch Japanese cartoon BAKABON (animenewsnetwork) at GYAO without success. All he could see was the preview. What a pity. (courtesy: biglobe)

If you wanna watch live Japanese TV programs on your PC, the best solution would be finding someone living over there who has a computer with broadband internet access, and ask him/her to install one of those devices that let you view TV and DVDs from abroad.



SlingBox from Sling Media (founded in 2004) is probably the bestselling so far (demo). If you set this up in the US, you can watch all its local TV both Satellite & Cable from overseas and vice versa. The software is downloadable to any PC that meets its system requirement anywhere. According to Business Week(2006.03.03), it was recently ranked as the 36th most-popular product among some 60,000 items listed in Amazon.com's electronics category, letting the company raise $46.6 million in funding.

Sony's LF-PK1 LocationFree Player Pak is a direct competitor to SlingBox. You can view TV both on a PC AND on a PSP. It can also function as a wireless access point, enabling broadband access from anywhere within the home, which is a clear advantage over SlingBox. The price is higher, though, plus you need additional $19.99($30?) each for an extra PlayerPack software(Sling Community). 300k minimum of upload speed required. A limit of 4 registrations. Rumor goes that it MIGHT support upcoming PS3, in addition to some mobile devices. If that's the case, there seems to be some potential.

Read;
Sling Community - Slingbox vs. Sony's LocationFree TV
Sling Community - Slingbox vs. LocationFree TV
WillBusiness Week: Sling Media Shift Places?

Japanese Network Channels Online;
TV Asahi-bb:Streaming ANN Latest News from Japan for free
TBS News i:Select news topics you're interested in and press button-3 to view them all!
Nihon TV:Under construction. Click the black menu to see Macchan's interview.
Fuji TV On Demand: Blocking overseas IP address.
BIGLOBE Video Store: Pay to view the program in a certain period of time.

Unlicensed video streaming is everywhere...like this; glass trick


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あるドイツ在住の日本人彫刻家が「ネットで日本のテレビが見れるサイト(GYAO)があると聞いて早速”バカボン”見ようと思ったら見れるのは予告編だけの生殺し」。FAQで「海外視聴は不可」と知りガックリ生きる気力を失ってしまったという(ウソ)。身に詰まされる話である。

最近は民放の動画配信もHDDレコーダー(ハードディスクレコーダー)も充実してきた。人気のサービスと製品、役立つブログをピックしてみよう。


民放各社のネット動画配信とBB放送

テレビ朝日の動画サイト-「テレ朝bb」
アクセスするといきなりANN最新ニュースが始まる。こ~れは便利!右側の番組表をクリックすると予告動画を配信。もっと見たい人は番組公式サイトへ飛んで要会員登録だ。「クレヨンしんちゃん」は月額525円、「新日本プロレス」月1,050円、「modernLiving」は登録ナシでも綺麗に観れた。

TBS News i
「連続再生ビュア」を押して気になるニュース画像だけチェック!試しに「前原代表、メール問題への対応わびる」を選んでボタン3をクリックしてみた。RealPlayerが起動しTBSスカパーのCMがチョロッ。あれ、もう終わっちゃった!何個か連続再生しないと起動の時間がもったいないね、こりゃ。

第2日本テレビ
現時点では準備室だらけ。開設された番組はフツウに見れる。上の黒いボタンを押したら松っちゃん登場。懐かしい!

フジテレビ On Demand
海外のIPアドレスは完全にブロックがかかっている。リンクも不能。

BIGLOBE 動画ストア
期間限定の単品買いができる!

海外動画配信サイトにもゲリラ的にthe glass trickみたいなのはあるが、これは著作権法上問題アリ。


ロケフリvs.スリングボックス

「そうじゃなくて俺は日本の全番組が観たいんだ」という人にはHDDかロケフリ

ソニーのLF-PK1ロケーションフリーベース ステーションはPSPとパソコン両対応(まとめ:WordsTrend)。パソコンに別売ソフトLFA-PC2をインストールすると、出先から日本(海外どこでも)のベースステーションにアクセス してローカルのテレビ番組やDVDなどの映像を遠隔操作でパソコン画面上で再生できる。Windows 2000/XP、最低300kbpsのブロードバンド接続環境が必要。


このロケフリ、アメリカ市場ではスリングメディア(本社・加州サンマテオ、2004年創業)の類似商品「SlingBox」(製品デモ)が市場を牛耳っているせいで反響はまだ今ひとつ。

スリングはロケフリ参入にぶつけ200ドルまで一気にプライスダウンし守りを固めた。アマゾン人気順位は電化部門6万点中36位。1月末には「$4,660万ドルの投資を集めた」と発表している(ビジネスウィーク3月3日号)。

再生環境はほぼ同じで色の出方がちょっと違う。英語版レビューSlingbox vs. LocationFree TV)によれば出力端末がロケフリが最大4台なのに対し、スリングは別売ソフト不要で何台でもいける。例えば親戚に遊びに行って急に観たくなったら甥っ子のパソコンを起動してスリングメディアのサイトから再生ソフトをDLすると、そこからも日本の番組が再生できてしまう。

ただロケフリは日本からも買えるし、家庭内どこからでも視聴できるワイヤレス接続ポイントとして使える。このメリットは大きい。将来は「PS3対応?」との噂もあり、しばらくは目が離せない。

設定手順およびスリングボックスとの比較レビューはこちら↓
ドイツ駐在のテレビWatch: ロケーションフリーテレビLF-PK1は本当に使えたのか!?

ITmedia:「Slingbox」を試す:日本で実際に使ってみた感想と設定手順を写真入りで解説。全く問題なく使えてナカナカきれいだが、やはり英語ONLYはネック。スリングメディア社は日本上陸に向け現在準備中とのことだ。

録画サーバ関連機器レビュー
海外で日本のテレビを見る方法

その他の機器レンタルサービスなど;
海外で日本の番組視聴 -WatchJTV.com-
日本デジタル家電(ロクラク)


録画ネット裁判


時代はブロードバンド。動画はネット経由でどこからでも楽しめるが、著作権のこともあって海外在住者向けのテレビ録画代行は法的に実現が厳しい。これに引っかかったのが「録画ネット」だ。

同社は海外在住者の「日本の番組が観たい!」という視聴ニーズに対応すべく数年前に立ち上がった(日本に本社移転する前は確かワタシが住んでいるこの辺りで大学院生みたいな若い人たちがやってたんじゃないかと思う)。海外では評判だったが、NHKと民放5社に訴えられ2004年10月東京地裁はサービス停止仮処分を認定。知的財産高等裁判所が昨年11月同社の異議申し立てを却下したことで今年1月25日、サービスを中止した。お別れの挨拶はこちら

日本ではサッパリ報道されていないので知っている人は少ないかもしれないが、法廷では「録画という複製行為の主体が誰か」が争点となった。録画ネット側は自分たちのサービスをどう定義したのか?同社の解説(pdf.ファイル)によれば大筋はこうだ。
今どきのパソコンはTVチューナー&録画ソフト付き。ネットワーク時代にはパソコンも遠隔操作が当たり前。Aさんが会社から家のパソコン経由でTVを録画して見る、この場合録画してるのは誰か?Aさんだ。当社はこの環境を実現するテレビパソコンを販売し、それをお預かりして保守監視(ハウジングサービス)するサービスの受託を行っている。放送局側は録画したのは我々ハウジング業者という主張だが、我々は決して「録画代行」を行っているわけではない。ハード販売と保守管理、どちらも合法的なビジネスだ。
この主張自体は大変筋が通っている。仮に海外赴任を命ぜられて自分の家がずっと空き家だとしよう。年がら年中パソコンを繋ぎっ放しにしておくのは不安定だし物騒だ。かと言って年寄りばかりの実家に頼むのは気が退ける。誰か機械のことが分かって責任をもって預かってくれる会社があるなら、そういうサービスに頼んじゃった方が確かだし気楽かな?そう思っても不思議はないだろう。

しかしこの主張は容れられなかった。何故ならドメインそのもの「録画ネット」だし、キャッチからして「海外からも日本のテレビ見るでしょ。当然」。これでは、どこをどう読んでも海外から「録画」できるサービスがウリの企業である。これで集客した以上、そこから先の業態はどうあれ「実質、録画代行と一緒じゃないか」と言われてしまえばそうか、という話。

ここんとこ、法律の専門家が見たらどうなんだろう。ワタシ自身は「今回の決定は、やはり日本の司法が、数少ない海外在住の日本国民の生活レベル・利便性を保護していくことよりも、既得権を有する企業の利益を優先させることを選んだ結果だと感じる」という”ドイツ駐在のテレビWatch: TIVOと録画ネット”と気持ちを同じくする。

TiVoの国からしたら考えられない措置だ。まあ、TiVoの方が考えられないサービスって言い方もできるが。逆にアメリカはTiVoがあるせいかどうかハードディスクレコーダーが無茶苦茶高い。アキバで夫が鮨のDVDを探している間、同行のフィンランド人がやはり祖国の番組をアメリカで子どもに見せたいからと店内を探し回り、やっと4万円台のハードディスクレコーダーを見つけて喜び勇んでレジに行って「コレ下さい、英語版のね」と頼んだら、いきなり8万円台のが出てきた。英語版てだけで値札が太平洋を一跨ぎしてしまった。笑

録画ネットはこうしたロケフリやネット配信、機器レンタが充実するまでの過渡期の現象と見ることもできるが、このようなサービスがあったからこそ海外視聴環境の実現も早まったのでは?とにかく海外視聴者のニーズを開拓した画期的なサービスだった、ということだけは、ここにハッキリ記しておきたい。

update: ロケフリ利用の遠隔視聴サービス、中止求めるテレビ局の申し立て却下(ITmedia- 2006.08.07.): ソニーのロケフリ用ベースステーションの保守サービス「まねきTV」(永野商店)がNHKと民放5社に著作権(送信可能化権)侵害で提訴されていた件は、①番組送信はユーザー自身の行為、②ロケフリ保守代行は1対1なので自動公衆送信には当たらないとの司法判断(解説はisologue)。HDDはアウトでロケフリがインという、一見モットモに思えて全く筋が通らない結論だ。

そもそも技術が生まれる前の古い法律の文脈で今の事象を語ること自体ムリがあるだろう。これが辞書なら「ひと月に3千万語のペース」(異議ありの数字だけどね)で新語が増殖しているわけで、もっと立法・司法サイドの方たちにもデジタルメディアの将来を一から図面を引く気持ちで展望して欲しい。その場合、サービスを享受する海外居住者の利益も少しは勘定に入れてくれたら助かる。だいたい、それほど大きなパイではないだろうに、オリンピック中継の録画が出るたび静止画像になるナンセンスは一体いつまで続くのだろう。

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Comments

  1. http://japantv.ath.cx/guest/
    http://japantvprogram.blogspot.com/

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