December 23, 2008

賭博で59億円横領のFry's幹部逮捕:Fry's Exec Charged in $65M Fraud


Fry's Electronics VP of merchandsing and operations, Ausaf Umar Siddiqui, 42, is facing charges that he defrauded the company out of $65 million+ to pay off gambling debts at Las Vegas. He spent $162 million in three years for MGM and Las Vegas Sans. That's $4.5 million per month (and he still owes debts to several casinos). Wow...

ラスベガスの賭博で借金を山とこしらえ、会社から6500万ドル(59億円)着服してその返済に充てていたシリコンバレー大手家電チェーンFry'sの幹部が19日、マネーロンダリング、有線通信不正行為の容疑で逮捕された。

月曜サンノゼの法廷に出頭した42歳のパロアルト在住オサフ・ウマール・シッディーキ(Ausaf Umar Siddiqui)容疑者は、全34店舗の仕入れを総括するVPの立場を悪用し、2005年から今年10月の発覚まで、「キックバックを得る極秘スキームを考え何億円と横領した」(訴状)。勤続10年の会社は月曜解雇された。

会社とベンダーの間の営業マンを排して1人窓口となり、架空のトンネル会社「PC International」を設立。通常コミッションの10倍(最大31%)をベンダーに水増し請求し、着服していた模様(“PCインターナショナル”…「トンネルです」と墨で大書してるような社名である。こういう命名のセンスって日米共通なのか?)。

シッディーキ容疑者は普段から高速カーを乗り回し、ポケットに100ドル札をぱんぱんに詰めて歩き、スポーツシーズンになると執務室のテレビ4台で試合観戦して熱くなって叫ぶんで有名だった。独身貴族。

かわいそうなのは、「広告で目立つ場所に載せてやる見返り」とか何とかうまいこと言って高いマーケティング手数料を巻き上げられたベンダーだろう。彼らには「自分は会社のオーナーのひとりだ」と豪語していたという。Fry'sは「製品が不当に高くなるとかの悪影響はない」と説明してるが、そういうもの?

とにかく驚くのはギャンブルの桁だ。

米内国歳入庁(IRS)捜査官が訴状に詳しく記した銀行明細によると、MGMとラスベガス・サンズのカジノだけで過去3年間に1億6200万ドル散財していた。それって月450万ドル(約4億円)…。しかもまだ借金取り立てにくるカジノが数社あるそうで、いやはや。

会社やカジノの専用ジェットで足繁く通っていたネバダには、「一生立ち入り禁止だ」と判事に宣告されてしまった。年貢の納め時である。

[San Jose Mercury News]

December 22, 2008

『イントゥ・ザ・ワイルド』の青年:Into The Wild and Chris McCandless


The video below is ABC's 20/20 featuring the real Chris McCandless who died of hunger in the Alaskan wilderness in 1992.  Jon Krakauer wrote a road novel "Into the Wild", which led to a Sean Penn-directed film which I saw on DVD last week.

The cinematographer Eric Gautier's work is one of the best I've ever seen; wind, road, sky, light, people, water... the image really casts you away into the womb of Mother Earth.

Over the weekend, I read Krakauer's original article "Death of an Innocent" and learned that Chris, in the last hitchhiking, left the map which would have saved his life (there was a tram 1/4 mile away from the flooded river), saying "I don't want to know what day it is, or where I am. None of that matters."

Krakauer's take is; "In coming to Alaska, McCandless yearned to wander uncharted country, to find a blank spot on the map.  In 1992, however, there were no more blank spots on the map — not in Alaska, not anywhere. But Chris, with his idiosyncratic logic, came up with an elegant solution to this dilemma: He simply got rid of the map." (via)


Inspired by Henry D. Thoreau's Walden and Jack London's White Fang, he left all his possessions to find his 'true self' in nature.  That's an experiment everyone at his age dreams about.  I didn't go that far, but I was probably in similar mindset when I quit my first job and left my business card, pager, insurance, credit card, my maiden name, to live in Europe.  I wanted to find out how people would see me that way.

Once in Germany, I left my car in a parking lot and got lost for hours.  What I regretted the most was that I had left the map.  That was quite scarely and lonely, well, at least for me already.  I don't want to even think about hunger, desease, bears adding up.

As "The False Being Within" suggests, Chris may have been suffering from Schizophrenia.   I can think of hundred other reasons to criticize him, but still, I find it difficult to conclude one of his last words irrelevant; 'Happiness in only real when shared.'




映画『Into the Wild』を観て、エリック・ゴーティエの映像にやられた。道、光、空、水、人。のまれる。すごい。ショーン・ペンは監督の才能の方があるのかも。

----以下ネタバレ。映画まだの人はクリックアウェイ!---

週末は、この映画の元になったクリス・マッカンドレスの話を読んで過ごした。1992年アラスカ山中の投棄バスの中から半腐乱死体で発見され、「首都D.C.郊外の裕福な家に育って高校はクロカンの部長、大学も主席だった子がなんでまたこんなところで餓死してるのよ」とマスコミで大騒ぎになった24歳の若者だ。

1996年に登山家ジョン・クラカワーがその生涯に迫る本を出版しベストセラーとなり、ショーン・ペンが遺族を10年がかりで説得して2007年映画化に漕ぎ着けた。

ちょうど藤原新也や沢木耕太郎に感化された若者がバックパックひとつ抱えて第3世界をウロウロし、挙げ句に紛争・災害・犯罪に巻き込まれて外務省の世話になり、「世間のメイワクも少しは考えろ」と(放浪したくたってできない)日本のマスコミに叩かれるのと一緒で、米10ポンドで山篭りしたクリスに対する地元アラスカの反応は冷たい。

彼の真似して軽装備で山を目指し遭難する都会の若者を“マッカンドレス症候群”と呼んで露骨に嫌がっている。自然をなめるなよ、と。まあ、そうでも戒めないとアラスカの貴重な若者の命がいくらあっても足りないから、真っ当な反応だ。

クラカワーが書いた1993年の記事『Death of an Innocent』には、最後にヒッチハイクしたトラックに地図と時計をわざと置いていった、とある。「今日が何月何日で、今どこにいるとか、知りたくないんです。どうでもいいんです」と、元気に運転手に言い残して。

バスに巡礼するファン大勢ことでも分かるように、クリスが目指した“荒野”は実は林道から1日もかからない。水かさが増して退路を絶たれたと絶望した川から、ほんの0.25マイル先には線路もある。要は地図さえあれば帰れた。それを置いて出るなんて自殺ではないか。

その点についてクラカワーは本にこう書いている。「マッカンドレスはアラスカで道しるべのない土地を彷徨うことに憧れ、地図に空白の場所を探した。しかし1992年当時の地図にはもはや空白などなかった。―アラスカはもちろん、どこにも。が、そこはクリス。持ち前の妙なロジックを発揮し、このジレンマに見事な解決策を思いついた。:地図を単に捨てたのだ」(試訳)

すべての属性を捨て去って素の自分になる。―これはあの年頃の子が誰しも一度は願う実験だ。

親戚が工面した学費を半分喜捨してIDを全部土に埋め、2年間全国をヒッチハイクして回って山篭り4ヶ月で死んだクリスほど極端じゃないが、私も会社辞めたときは似たような心境だった。もっと小規模なところでは、長い下り坂の自転車で急に「運試し」したくなって目をつぶってみたりね。クラカワーは、クリスのしたことは確かに無謀だが、こういう運試しの衝動は誰にでもある、クリスと自分たちを隔てるものは運よく生き延びたかどうかの違いだけだ、と共感を示している。

アラスカ日刊紙コラムニストCraig Medred氏も負けてはいない。NY(文壇)とハリウッドの手にかかるとこれだから困る、この本・映画に接したアラスカの医者はみんな真っ先にスキゾフレニアを疑ってるんだぞ。本・映画には「毒草による死」とあるが、あれは想像であって死因は特定されていない。では何(誰)に殺されたのか? 彼の中に住み着いたアレックス・スーパートランプ(放浪中の偽名)に人格乗っ取られて死んだのだ。スキゾなら餓死の説明もつくだろう、という内容のことを書いている。

ルソーとジャック・ロンドンらの理想に毒された哀れな犠牲者、軽はずみ、傲慢、身勝手、自己満足…批判は百と湧いてくるのに、いくら遠ざけても片付けられないのは、どうしたわけだろう? やはりあの状況で「幸せが現実となるのは、それを誰かと分かち合った時」(クリス)という到達点は辛すぎるからではないか。



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December 15, 2008

ブッシュ靴投げ事件:Bush Shoe Throwing

(c)AP

"This is a farewell kiss, you dog," yelled Muntadar al-Zaidi, a reporter with Cairo-based Iraqi Al-Baghdadia television network, throwing a shoe one after another, forcing an amazingly agile Bush to duck them both. The incident's clips dominated 28 of the top 100 YouTube videos as of noon Monday, letting the lame duck finally become an Internet phenomenon.

Jokes aside, the reporter's brother, Dhirgham al-Zaidi, told CNN how his brother's life has been. It's hard to judge unless you put your feet in his shoes.

According to NBC News, White House Press Secretary Dana Perino was hit in the face with a microphone as security wrestled with the reporter and got slightly bruised. However, the brother mentioned CNN that 'Iraqi journalists told him after the incident that U.S. security stopped Iraqis from hitting the reporter.'


ブッシュ靴攻撃の録画が、“大統領選後最速”の勢いでバイラル化している。

月曜正午時点でYouTubeトップ100のうち28点は靴投げ関連で、「事件の動画は1時間平均209本アップロードされており、バージョンは5000通り、全部あわせるとビュー数は計8,145,000回になる」と、ビュー追跡会社TubeMogulは言っている

かく言う自分も10回ぐらい見てしまった。任期残して不出馬を決める大統領のことを「レーム・ダック(lame duck)」と言うのだが、そのレーム・ダックが本当にカモが水潜るみたいにヒョイヒョイ首を引っ込めて交わす(ducking)んだから、笑ってしまう。

靴を投げたムンタダル・アル=ゼイディ記者の兄弟のDhirghamさんがCNNに、「戦争の未亡人や孤児、子どもたちを中心に取材していたので日々の暮らしの苦悩に感化されたのだろう」、「かわいそうで涙をこぼすこともあった」などと背景を語っている。

なんでも記者の自宅はバグダッド中心部にある国内随一の犯罪の多いスラムで会戦の戦場にもなった場所らしい。カイロに本社のある勤務先のイラクTV局Al-Baghdadiaは占領反対の立場で、記者も「“アメリカの物質的占領、イランの道徳的占領”を嫌っていた」そうだ。その辺のことは彼の靴に足を入れてみないと、分からないね。

事件ではセキュリティ担当官が靴投げ記者にジャンプして取り押さえた弾みで、ホワイトハウスDana Perino報道官にマイクがぶつかって目に軽い黒あざができた(NBC News)が、兄弟のDhirghamさんがイラク人記者から聞いた話では、事件後、記者に殴りかかるイラク人たちを止めたのもアメリカ人のセキュリティ担当官だったという。

December 4, 2008

葉が染まるわけ:Why Autumn Leaves Make Beautiful Impressions



Why autumn leaves show unimaginably beautiful colors right before falling?  - I've been wondering since I was a little kid.   Maybe it's a promise. - The idea hit me while I was driving yesterday.  A sign that makes us impression strong enough to stay alive while they're bald.  That's the only explanation I can think of, for this magic...

どうして秋の葉は散り際、こんなにもきれいな紅に染まるのだろう?
子どもの頃から不思議でならなかった。

昨日運転しながらふと思ったのは、これは、約束なんじゃないか、ということ。 ちゃんと春には芽吹くから禿坊主になっても忘れぬようにと、それでこんな色とりどりに染まってる。

じゃなきゃ、この美しさは説明がつかないよね。