September 5, 2014

ファーガソンで警官に射殺された青年のこと:About Ferguson Police Shooting Victim, Michael Brown



葬儀も済み、非常事態宣言も解かれて、落ち着きを取り戻しつつあるミズーリ州ファーガソン。

もう世の中の関心は次に移っているけれど、ひとつ気がかりなのは、あの「射殺直前に青年がコンビニ強盗やってる映像」を見て「死んでも仕方のないやつだ」と思ってる人がいたら故人浮かばれないな…ってこと。

あのコンビニストア店長が後日FOX2に語ってるんだけども、あれは客が通報しただけで、店から警察には被害届けも通報もしていないんだってさ。監視カメラ映像は射殺が大騒ぎになってから警察が店にきて押収していったものらしい。

警察がカットした映像ではお金を払ってたりもする

じゃあなぜマイケル・ブラウン君は殺されたのか? 「付近で起こったコンビニ強盗の容疑者を呼び止めたら逃げたんで撃った」(警察の当初発表)…のではなく、友だちと車道の真ん中を歩いていたらパトロールの警官に呼び止められて6発撃たれて死んだのだ。

このことは当の署長自身、「撃った警官は強盗のことも知らなかった。射殺と強盗は無関係だ」と発表の数時間後に訂正してるんだけど、そんなの記事に反映してるのは、見回したところウォール・ストリート・ジャーナル日本版ぐらいだ。朝日も言及はしてるけど最後が警察発表まんま。日本の警察だったらこれでいいんだろうけど、ここがどういう警察か考えてから記事にすべきだと思う。

あまりにも警察の状況説明がコロコロコロコロ変わるので市民が射殺の調書を開示請求したら、出てきた調書、ほぼ空欄だったんだよ? こんなのいくらでも後でコロコロコロコロ言い換えられるように何も書かなかった…と思われてもしょうがないじゃんね!

ファーガソン射殺事件調書。なんの記述もない。ある意味正直。


大学入学を3日後に控えて死んだ息子に、気も狂わんばかりの母親。説明を求める遺族・住民を立入禁止のテープの外に閉め出し、路上に遺体は4時間近く野ざらしにされた(これ自体、異常)。


「現状保存のためだ」と語る警察広報

「なぜ殺したんだ?」―説明を求める住民が集まってくると、警察はブリーフィングを行うかわりに装甲車を出動させて警察犬を放った。マクドナルド(現場近くの記者の詰め所)にきたSWATにカメラ向けただけでワシントン・ポストハフィントン・ポストの記者2人を逮捕し、路上にカメラの三脚立てたアルジャジーラ取材班に催涙ガスを投げ、上空を飛行禁止区域にして報道ヘリも締め出し、市民の額にライフルのレーザーポインタを当て、冷戦の残り物の火炎瓶、発煙弾、LRAD、発火手榴弾、催涙ガス、豆袋、ゴム弾、木製ペレットを撃ち込んで市民150名を逮捕した。

このファーガソン警察の対応に人権侵害はなかったか? 米司法省は本格捜査に乗り出す


0 comments:

Post a Comment