June 27, 2012

中国で7ヶ月で強制堕胎された母娘の写真が大問題に:Photograph of forced abortion sparks fury in China

第2子出産のための届け出を怠ったばかりに妊娠7ヶ月で強制堕胎させられた中国の母親が、ビニールシートに載った娘の死体を呆然と眺めている写真がネットで広まり、国内外に衝撃が走っている。

Bloombergによると、毒物注射で強制堕胎させられたのは馮建梅(Feng Jianmei)さん、23歳。写真はFengさんのいとこが撮って公開した。

夫婦の間にはもう長女(6歳)がいるけど地方の農家なので地元自治体に届け出れば第2子も出産は合法だ。ところが「妊娠3ヶ月の時にFengさん宅を訪問し、住所を田舎の住所に変更するよう指導した」(自治体側)が、夫婦は7ヶ月になるまで転居届を出していなかった。

で、妊娠が進んでから役所の人が「4万元(50万円)払えば手続きを穏便に済ましてやる」と持ちかけてきたんで、そんな金はないと突っぱねたら、5月30日、役所の人が20人以上きて妊婦を病院に連れ去り、家族に身代金を要求。3日に渡って恐喝し続けたけど埒が明かなかったので6月2日、妊婦の顔に枕カバーをかけて手足の自由を奪い、胎児に致死量の注射を打った。

「まさかこんな結果になるなんて事前の警告は一切なかった」とFengさんは中国版ツイッターのWeiboで役所の対応を非難。Yuan Fang家族計画担当官は「(要求額に)1銭足りなくてもだめだからな」と夫の妹まで脅していたのだが、このテキストメッセージも家族は写真に撮ってサイトに投稿、ネティズンの怒りに油を注いだ。

家族は「裏切り者」と横断幕で罵られるなど、ずっと嫌がらせが続き、夫のDeng Jiyuanさんは先週金曜、人権問題の専門家と会ってTVインタビューする用事で北京に向かう途中、何台もの車からゾロゾロ降りてきた男たちに殴られた。また、日曜には「リーダーに呼び出された」と家族に言って出かけたきり行方不明との情報も…。

騒ぎが大きくなったのを受け、政府は違法な嬰児殺害だったと認めて母親に謝罪し、26日、責任者2人を解雇、5人を訓戒処分とした。いやあ…

[Telegraph-Bloomberg-1, 2, Guardian-12]

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