Cameron and Tyler Winklevoss on Monday |
Did The Winklevoss's Win Against Facebook? - CNBC
Another Facebook saga came up...;
FACEBOOK LAWSUIT: Paul Ceglia Files New Evidence In Claim He Owns 50% Of The Company
Does this ever come to a happy ending?
Past haunts the youngest billionaire.
Paul Ceglia, a con man or the greatest investor ever (c) TechCrunch |
第9巡回区連邦控訴裁トップの切れ者Alex Kozinski判事がウィンクルボス兄弟の再提訴を却下し、ヤレヤレと胸をなで下ろしたその日。
「オレはFacebook所有権の50%を1000ドルで買ったんだぜ」
と去年7月FacebookとザッカーバーグCEOを提訴して相手にされなかったNY在住ポール・セグリア(Paul Ceglia)原告が、もっと上等な法律事務所を代理人に立てて再提訴に踏み切った。今回は証拠品としてマーク・ザッカーバーグと2003、04年当時交わしたメールも提示している。
「なんで6年も黙っていたのよ?」と去年散々言われたが、当人いわく「忘れていた」らしい。フェイスブックは「契約書もメールも偽造品」と言ってるが、偽造なら重罪なので有名弁護士がつくわけないし…なにやら雲行きが怪しくなってきたであるよ。
SAIがまとめた基訴事実と事実
起訴事実: 2003年春、ポール・セグリア(Paul Ceglia)が「StreetFax」なるアイディアの開発を契約でやってくれる人を探す求人広告をCraisglistに出した。応募してきたのがザッカーバーグ。訴状によるとザッカーバーグはセグリアに、もうひとつ開発したいプロジェクト=仮称「the face book」=があると伝えたらしい。起訴事実: 2003年4月28日、ザッカーバーグはStreetFax.comおよび「The Face Book」の開発契約書にサインする。セグリアは各々1000ドルの報酬をザッカーバーグに支払うことに同意。契約書にはセグリアに「the Face Book」の所有権の50% が渡るものとする、とある。
事実: 2003年秋、ザッカーバーグは親しい友人にIMで、(ポール・セグリアからの依頼で)StreetFax.comなるものを開発し、お金をもらったと明かしている。
事実: 11月中旬から下旬にかけてザッカーバーグはウィンクルボス(Winklevoss)兄弟&ディヴィヤ・ナレンドラ(Divvya Narendra)とカークランド寮で会い、あるプロジェクトの話し合いをする。
起訴事実: 11月22日、マーク・ザッカーバーグはセグリアにメールで「上級生が2人、僕らのサイトにすごく良く似たサイト立ち上げようとしてる」と伝える。「とりあえず適当にはぐらかしておいたけど」と言い、セグリアにもっと支払いを弾むよう頼む。
事実: 2003年12月7日、ザッカーバーグはエデュアルド・サヴェリン(Eduardo Saverin)にIMでウィンクルボス兄弟のサイトへのリンクを送り、こう書く。「彼らヘマこいたね、ははは。僕に代わりに作ってくれって頼んできた。早速ゆっくりやって時間稼いでるとこ」
事実: 11月と1月のある時点でザッカーバーグは友人のアダム・ダンジェロ(Adam D'Angelo)に、エデュアルド・サヴェリンが「the Facebook project」に投資したがってる件を伝える。
起訴事実: 1月1日、ザッカーバーグはセグリアにメールを書き、さらに1000ドル払うよう求め、Facebookプロジェクトの所有権を50/50の折半にしようと持ちかける。
事実:1月8日、ザッカーバーグは友人のエデュアルド・サヴェリンがサーバー代を払ってると、別の友人に話す。
事実: 1月14日、ザッカーバーグは「サーバー代やら何やらは出してくれる友人がいるので自分は必要な機器はなんでも買えるんだよ」とガールフレンドに話す。
事実: 2004年2月、Facebook所有権がハーバードの学生3人で分割される。当初はザッカーバーグが65%、サヴェリンが30%、ダスティン・モスコヴィッツ(Dustin Moskovitz)が5%。
事実: 2月10日、キャメロン・ウィンクルボス(Cameron Winklevoss)がマーク・ザッカーバーグに契約を破りアイディアを盗用したと抗議する書簡を送付。
起訴事実:4月、ザッカーバーグはセグリアに、Facebookは不調なので閉鎖するかもしれない、と言う。
事実: 2004年6月10日、ハーバード大卒業式式辞でthefacebook.comは超人気だと紹介される。
事実: 2004年夏、ザッカーバーグはフルタイムでFacebookの仕事に専念するためパロアルトに引越し、すぐさまピーター・シール(Peter Thiel)から50万ドルの投資を取り付ける。
事実: 2004年7月1日、法律事務所Curtis, Mallet-Prevost, Colt & Mosleがザッカーバーグの代理人としてウィンクルボス兄弟の提訴に対処。
起訴事実: 7月22日、ザッカーバーグは個人用メールでセグリアにFacebookは不調なので、2000ドル投資してもらった分は返金すると伝える。
事実: 7月29日、ザッカーバーグはFacebook, Inc.をデラウェア州で法人化。登記には、エデュアルド・サヴェリンの所有権を大幅に削った再編後の所有権組織図が盛り込まれた。 後にサヴェリンはこの件でザッカーバーグを訴え、大型の和解金を勝ち取っている(サヴェリンがFacebookに占める所有権の価値は現在20億ドルを超える)。
gov.uscourts.nywd.79861.39.0
[SAI-Timeline]
UPDATE:
Major development in Facebook case: Paul Ceglia's lawyers quit - latimes.com 弁護士がおりた。ただの詐欺か…
これ、やばそうだよね。偽物だとしても証明するの大変だから1億ドルくらい取られるんじゃないか、というのがなめ翁の見解。
ReplyDeleteザッカーバーグが、そのくらいやりかねない、と見えてしまうのもね。
お金はいくらでもあるから払ってもいいだろうけど、模倣犯が続出すると厄介。
FBサイドの誰だかわからない人がSAIに叫びながら抗議してきた、とSAIがシレッと書いてるんで、いよいよやばいですよね。
ReplyDelete>1億ドルくらい
ピーター・シール以上のリターン(のぶ&なめ氏共訳若き天才の野望p.120参照)。
指輪を嵌めた途端おかしくなるLord of the Ringsみたいな話ですよね。