October 10, 2010

アメリカ英語は昔のブリティッシュアクセント:Nick Patrick - Did Americans in 1776 have British accents?

Listening to "The English Language In 24 Accents," the similarities of Irish and American accents struck me.  Then I found this article by Nick Patrick;

Reading David McCullough’s 1776, I found myself wondering: Did Americans in 1776 have British accents? If so, when did American accents diverge from British accents?

The answer surprised me.[...] What’s surprising, though, is that those accents were much closer to today’s American accents than to today’s British accents. While both have changed over time, it’s actually British accents that have changed much more drastically since then.
Some exception applies to Ireland.  Interesting.

Same thing with Kanji.  We (Japanese) still use old Chinese characters imported from ancient China, whereas Chinese people now use simplified Chinese characters.

こないだ「英語を24通りの訛りで喋る人」を見てアイルランド訛りがアメリカ訛りに近くて驚いたが、こちらの記事でその謎が解けた。

Nick Patrick - Did Americans in 1776 have British accents?

- in Japanese

デイヴィッド・マクロー(David McCullough)の「1776」を読んで、ふと気になったことがある。1776年当時はアメリカ人もブリティッシュアクセントだったのかな? だとしたらアメリカンアクセントがブリティッシュアクセントから枝分かれしたのはいつだろう?

答えは、驚くべきものだった。

自分はずっとアメリカ人も昔はブリティッシュアクセントで、独立戦争後アメリカンアクセントに枝分かれし、ブリティッシュアクセントの方は大なり小なり昔のまま残ったものとばかり思っていた。

事実、1776年当時のアメリカ人はブリティッシュアクセントだったし、アメリカンアクセントもブリティッシュアクセントも枝分かれしていなかった。これはまあ、驚くことではない。

驚いたのは当時のブリティッシュアクセントが、今のブリティッシュアクセントより今のアメリカンアクセントにずっと近かったこと。両方とも時間の経過につれ変わってはいる。が、実はあれ以降ブリティッシュアクセントの方がずっと大幅に変わってきていたのだ。

その前にひとつだけ断っておくが、一般に「ブリティッシュアクセント」、「アメリカンアクセント」と十把一絡げに言うが、昔も今もアクセントは英米双方たくさんの方言に分かれて絶えず変化している。多くのアメリカ人が「ブリティッシュアクセント」と思ってる訛りは、標準語の「容認発音(Received Pronunciation:RP)」、いわゆる「BBC英語(BBC English)」ね。

概してアメリカンアクセントとブリティッシュアクセントの一番大きな違いは「ロータシズム(Rhotacism:R音化)」にある。 アメリカンアクセントでは大概Rを発音するのに対し、標準のブリティッシュアクセントではRは発音しない。(R発音の人は「hard」の「R」も発音する。非R発音の人は発音しない)

で?

1776年にはアメリカンアクセントもブリティッシュアクセントもR発音が主流だった。ところが、ちょうどその頃、南イングランドの特に上流階級で非R発音の話し方が始まり、この「権威ある」非R発音の話し方が標準になってイギリスに広まった。

だが、大体のアメリカ人はR発音のまま残った、というわけ。

面白いのは例外もあること。同じアメリカでもニューヨークとボストンは非R発音なのだ。これはおそらく独立戦争後の時代にもイギリスと縁があったからだろう。また、アイルランドとスコットランドのアクセントは今もR発音のままである。

さらに詳しく知りたい方は、とりあえずThe Cambridge History of the English Languageのこの一節からスタートすると良いだろう。


[Nick Patrick]

1 comments:

中村哲也 said...

Googleからこちらへたどり着きました。
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