May 16, 2008

トールポピー症候群:Tall Poppy Syndrome


Reading through comments left on "Ok, Wired, Let’s Do This," I found someone from Australia (#50) rounding this up as 'Tall Poppy Syndrome." Well, in Japan, we call it "deru kui (kugi) wa utareru (the stake or nail that sticks out gets hammered down)." I think it's a good thing, though, because criticism only helps it grow if it's meant to be.

A reporter who's been in journalism from the start wouldn't even think about investing in a company. So there's this mentality gap. But investing in a company doesn't affect the quality of the article if it's disclosed. The conflicts are everywhere. It's naive to believe it doesn't, only because they don't disclose as Michael does. (Does 'the camp' has anything to do with this heat wave?)

先日マイクがワイヤードにキレた件で、ある人がコメント(#50)に「有名人妬みはオーストラリアでは“トールポピー症候群と呼ぶ」と書いていた。「出る杭(釘)」というやつだ。

投資先の会社を記事にする点が問題にされてるようだけど、これは「ディスクロージャー(情報開示)」として記事の中で出資関係を明示すれば提灯記事は書けないし、読む方も引き算するからクリアなんでは? というのが容認派なら、ワイヤードのこの記者さんは「報道の公正から考えて出資自体ありえない」、議論はどこまでも平行線だ。

最初から記者畑の人は企業に出資なんて考えも及ばないわけで、その辺は投資が当たり前の世界から来た人とは感覚が違う。

これもあんまり煩く言うと、企業と全くお金の行き来のない報道機関なんて世の中に一つもないわけで、いくら編集と広告わけても、「じゃあ、企業が出張費を払う取材は? 記事で触れなくていいの?」という寝た子を起こす話になりかねない(現にワイヤード編集長クリス・アンダーソン氏もサイトのディスクロージャーの欄には、講演依頼や友だちのいない会社なんてないから難しい、と正直に書いておられる)。

非難されるぐらいなら、いっそ手放した方が楽なんだろうけど、本人それで筆を曲げた自覚がないから「手放す=批判を認める」みたいで筋が通らないんだろうね…。

どうでもいいけど「ワイヤード燃やしてキャンプ、キャンプ」なんて罰当たりなこと言うから、もう今日で3日連続105度超えの真夏日である。このヒートウェイブ、なんとかしてくれ。

2 comments:

Penguin said...

こんにちは。こんな面白いこと起きてたんですね。いつもありがとうございます。思うのは、そもそもアメリカのメディアって株式公開企業が多いですよね。ということは、一般メディアでさえも記事と広告の利害の衝突が避けられないのでは?WSJとかNYTとか、株主系のネタをどうさばいているんだろう?といつも疑問に思っていました。

だからテッククランチもワイアード側もワシントンポストもほんとは五十歩百歩ではと。

あと日本のメディア関係者は厳しくインサイダー取引など株取引自体が自粛、実質禁止されてる(たまに不届き者がいますが、大多数はそんな暇ないし)んですが、アメリカのメディア、出版関係者はどうなんでしょうね。出版に端を発したワイアード側のほうが、そのへんの倫理観はひきずっている気がします。

かたやテッククランチ側はそうした伝統をひきずっていないメディア。

これ以上テッククランチが影響力をもつメディアになっていくには、このへんで、一般メディアと同じ規制を導入しないといけないんでしょうね。「開示しているから問題ない」でつっぱねて済むのがアメリカのメディア関係者の常識なのであれば、それはそれで問題ないとも思いますが。

というか、日本のメディアもそれぐらいにすべきかも。一括自粛っていうのは不祥事防止のための校則と同じで、ポーズに過ぎない気がする。利害関係のない部署にいても現状では投資を学べないわけです。

そして、テッククランチのようなオンラインメディアは日本でも増えている。ITなんとか、とかもろもろ。この取材関係者の方々は、インサイダー取引自粛規定を守りながら取材してるのかしら?とかたまに思います。フリーの人のほうがそこはフリーだから、縛られる必要がないわけですが、そんな点で、フリーの方の記事の信頼性を低く見るひとも、なかにはいるのかもしれないですね。

satomi said...

株主・広告主・情報バーター…全部書き出したらディスクロージャーの方が原稿より長かったりして…。読みにくくてしょうがない。

株自粛も配偶者名義、親名義になると、もう本人の倫理次第なとこあるような…。(配偶者まで調べますっけ?)

マイクの場合、投資先の紹介記事の方が明記する分、素気なかったりはあるんですけど、ニューメディアとかフリーランスはそうですよね、その辺のこともキッチリ襟正さないと認めてもらえませんよね。

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