October 15, 2006

奇妙なショート:Rabbit - Run Wrake


Rabbit (2005 UK, 8'30", mov, Official web)
Directed by Run Wrake

A dreamlike but dark story of lost innocence and the random justice of nature, told with curious images from a distant childhood. When an idol is found in the stomach of a rabbit, great riches follow, but for how long? - synopsis

Best Short Film and Best Film at the Cutting Edge at the British Animation Awards 2006, CFX Short Film Awards, McLaren Award for Animation at the Edinburgh Film Festival, Best Animation Award at the Palm Springs Short Film Festival, Ottawa 06 International Animation Festival, and more. A limited edition DVD of Rabbit preorders now available at Run Wrake's online shop. It looks so cool!


うさぎの腹から出てきた偶像クン。
彼は子どもたちの味方なのか敵なのか?

気持ち悪いんだけど見たら最後、途中でおりれない、奇妙な奇妙なショート「Rabbit」(mov動画作品詳細&全カット)。

U2のVertigoツアーの映像やCMで知られるロンドンのアニメーション監督Run Wrake氏が昨年、英国芸術協会&Channel 4共同出資のanimate!のため製作。昨年10月公開するなり注目を集め、2006年ブリティッス・アニメーション・アワード、ショートフィルム大賞はじめ数々の国際賞に輝いた作品だ。

8月下旬「広島国際アニメーションフェスティバル」参加のため来日したレイク氏のインタビューはPingMag 9月19日号で読める(ネタばれ)。なんでも彼の作画は蝿の変身シーンだけで、それ以外はすべて引越しの時、引き出しの奥からゴッソリ出てきた'50年代の英語教材用ステッカーをPhotoshopでスキャンして使ったんだって。大変なレイヤー数だ。すごいブラックだけど、次作に意欲を見せる氏のとびっきりの笑顔に、ちょっとホッとした。

DVD限定版「Rabbit」氏が今月開設したネットショップで注文受付中(英国は26日出荷開始)。日本で買える一個前のDVDはここ



[via Remaindered link via wdik]

3 comments:

ちゃめ said...

 最初の光線でオチが読めてしまったにも拘わらず、最後まで見てしまいました(笑)。
 グリム童話をダークに描いたような感じですね。
 でも、最後まで見させてしまう何かがあるんでしょうね。

satomi said...

へえ、そんな早く? うーん、欲張り爺さんの末路でお馴染みのパターンだったか…。

夜明けに角笛吹くでしょう、あれが妙に怖いです。歯車が音を立てて逆に回り出す、という感じがして底冷えがする。

作品紹介を読むと、うさぎは純真無垢な心の象徴とあります。1950年代にはピカピカの新品で小さな子どもたちにシンプルなメッセージを伝えていた教材ステッカー。それが年とともに古びていって子どもは大人になり、メッセージも複雑な意味合いを帯びてしまった。この作品が伝えたいのは無垢なものの喪失、欲望、そしてrandom justice of nature(気まぐれな正義?)。 

-大人の童話ですね。

ちゃめ said...

 いえいえ。
 つい先日、診療所の待合で延々とその手の落ちの童話の絵本を読まされていたので…。

 教材ステッカーのデザインも、作品の奇妙さを倍増させていますね。
 理科室の標本の不気味さに近い感覚で、怖いけどなんか見てしまうような…。

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