カノン・ロック聴き比べ~FunTwo vs.JerryC :Canon Rock


I first saw this 'Canon Rock' at xpotechi's old blog.(follow-up, iPod DL) Somehow the person uploaded it claims the arranger Jerry C is a Japanese, but he's not. He's from Taipei, though his bedroom looks identical.

So, it was quite a surprise to find exactly the same tune under different title ("guiter") and different guitarist ("FunTwo") on YouTube. Uploaded on 12.20.2005, it became the most viewed music video ever, with over 7 million views. New York Times gave it two thumbs up, saying
"the most beautiful video. [...]He looks like any introverted kid with frontman fantasies. Still, the anonymous image is arresting. Bright light shines through a window behind him, surrounding him with a glow; the effect is dreamlike. "
-Gee... only if JerryC had cleared his mess before taking... (update: JerryC's live performance is here..Poor sound quality and strong drum make it hard to judge!)

FunTwo seems like a 22-yr-old Korean guitarist (update: real name = Jeong-Hyun Lim). His first take was found on Korean music community Mule. They also found his Overture 1928 on Mule (it didn't get much attention). JerryC's selection and arrangement, combined with FunTwo's anonymity and sincere performance made this a hit, I guess.

Is FunTwo syncing? Not quite like. Check this audio created by SN which put FunTwo on the left channel, keeping JerryC on the right. They show different performance. (source: Dvorak Uncensored)

Well, a lot more players have tried it out. This one, for example, is a twin guitar version by a Japanese guitarist. If you wanna play the tune, visit Jerry C's web to open "Lesson" menu where you can download Backing Track (zip.), Tabs , Basic Whole Sweeping Skill, Two-Hand Tepping. Enjoy!

***

「Canon Rock」はギターが趣味のxpotechi氏旧ブログで聴いたのが初めて(追:続報、iPodへのDLはここ)。パッヘルベルの名曲カノンDをギター曲にアレンジしたJerry C氏(上)は台北出身のギタリストだ。GVの解説には「日本人」って書いてるバージョンもあるが、あれは何かの間違い。

この同じ曲をFunTwo君が弾いたのが下の「guiter」。知っての通り、YouTube音楽ビデオ部門で史上最多700万ビューを突破、ニューヨークタイムズも絶賛のパフォーマンスである。

かつてこれだけ美しい動画があっただろうか。 [...]弾き手はフロントマンを夢想する内気な少年。だが、その名もなき映像は見る人の心を捉えて離さない。背後の窓から眩い陽射しが差し込み、白い光が彼を包み込む。それはあたかも夢を見るようだ。

このFunTwo君。いまだ身元不明なんだけど初収録版が見つかった場所が韓国のギター専門コミュMuleだから、たぶん韓国の22歳の子。同じくFunTwo君のOverture 1928も同じコミュで見つかっている(こちらはguiterほど注目度はない)。

やらせ? なんて人はこの音声。これ、SNという方が作ったんだけどもFunTwo君は左、JerryC氏は右のスピーカーから流れてくるようにできている(ソース:Dvorak Uncensored)。ね? 違うでしょ?

今や知らぬ人はいない名曲Canon Rock。お盆休みにトライしたい人はJerry C公式ウェブのLessonsからBacking Track (zip.)、Tabs 、Basic Whole Sweeping Skill、Two-Hand TeppingがDLできるよ。詳しくはココ

YouTubeやGoogleVideoで”Canon Rock”と検索するといろんなバージョンが出てくる。日本の方によるツインギター版なんてのもあるし、あと腕に覚えのある世界中のギタリストが自分版をUPする非公式リンクも登場、もはや国際のど自慢状態である。いやはや、大変な時代になってきた。

FunTwo君は素晴らしいけど、Overture 1928の反応が今ひとつなところから判断して、やっぱりあのカノンという選曲とアレンジがミソだったのかな? 実年齢を知って「えーっ、15歳じゃないのー?」という米人も多いようだ。 JerryC氏も、もうちょっと後ろのその布団をなんとかしてたら今頃は…。(笑)

UPDATE: JerryCのライブ録画。ドラム強過ぎ。
UPDATE: カノンロックのトリビア:Canon Rock Trivia~FunTwo君の本名と発表に至った経緯、録画と録音が別なこと、など。

【おまけ】Techcrunch » Blogger.com unveils new beta version
この面倒なタグ付けももうじきオサラバ? Blogger.comのアップグレードが発表に。お試しルポはココ

Tags; , ,

Comments

  1.  おまけの方に反応してしまいました。
     そう言えば、日本版のログイン画面も、BloggerアカウントとGoogleアカウントの両方を入力できるようになっていました。
     リンク先も拝見しました。
     大幅機能アップのようですね。
     楽しみです。

    ReplyDelete
  2. 突然お邪魔します。
    こっちは知ってました?
    http://www.youtube.com/watch?v=cC9uZT-TyPY
    失礼しました。

    ReplyDelete
  3. 通行人さん、ようこそ。韓国のダンスですねー、ありがとー。

    パッヘルベルのカノンのコード進行の謎についてはxpotechiさんリンク先さらに詳しい解説にあるように「C-G-Am-Em-F-C-F-G」(実際はニ長調)という筆者呼ぶところの「黄金の進行」だそうで、古いところだと「翼をください」、「浪漫飛行」、「クリスマス・イブ」など余りにもヒットソングが多いことから筆者の方は「日本人の”心のコード進行”」と結論付けておられマス。

    本家CanonとCanon Rock、Let it beなんかまで考えると、やはり万人共通の何かに触れる旋律、なんでしょうね。

    こういう風にカタチを変え時代を超えて生き残っていく表現って、すごいと思います。

    ReplyDelete
  4. カノンーーー!
    下段のyoutubeくん、あたしもブックマークしてまっせ。
    この高揚感はなんだろー。CD、聞き比べて買ったのはパイヤールのです。ちゃらちゃらしてて、いいんだわ(笑)

    ReplyDelete
  5. コレ、再度編曲すると意味が無くなるので、メロディ変えられないなら速く弾きゃいいんだろーって、最近は1.3倍速とか1.5倍速とか出てくる始末。

    そんなに速く弾きたきゃコレとかコレでもやっとけよ、
    とsatomi氏のブログで毒づいてしまいました。スマセン....

    ReplyDelete
  6. welcome back. xpotechi氏、ベータのプロフィにLINKしてますよ(本ブログ:SevenDegrees)。

    くるくる弾くのは彼らに任せて…と(笑)。童子Tの実りある人生をとかもカノンロッカーの仲間かも。

    ReplyDelete

Post a Comment