ラリー・エリソンの卒業祝賀スピーチ: Larry Ellison's Commencement Speech

For those of you who were impressed by Steve Jobs' Commencement Speech, here's another must-read "Loser"speech delivered to Yale's Class of 2000 by his best friend, Larry Ellison. It's bogus authored by Andrew Marlatt, Satire Wire.

オラクル創業者ラリー・エリソン氏がエール大学の卒業式で卒業生全員に向かって「諸君は負け犬」と吠えて警備員に連れ去られたという話は、デマ専門サイト「サティア・ワイヤー」が5年ほど前に創作して発表し、ネットにワッと広まったものだ。

あまりに可笑しいので読んだ人が友だちに転送しているうちに本当にあった話として伝わってしまっただけで氏は式典にすら招かれていない。ウォーターゲート報道の著名ジャーナリストが基調講演しただけである。

では何故こんな根も葉もないウソ話が未だに伝わっているかというと、それはそれ。あのエリソン氏ならやり兼ねないし、内容にもそれなりに説得力があるからだ。抄訳で。



オラクル社CEOが学生に檄!!
諸君、卒業証書は敗者のもの
ドロップアウトして
スタートアップするのだ"
原文


やっと手にした卒業証書。でも、これでスーパーリッチの仲間入りができるかというとそんなことはない。卒業証書など大金持ちになる上で何の役にも立たないものだと、大学を中退したオラクルCEOがコーネル大卒業式の式辞で述べ、波紋を呼んでいる。

「エール大卒業生諸君にひとつだけ頼みがある。今座っている席の周りをじっくり見回して欲しい。左に座っている同級生。右に座っている同級生。いいかね。では、 今から10年後、あるいは30年後のことを思い描いてみるんだ。君の左の人間は、おそらく人生に失敗しているだろう。右の人間はどうか。負け組だ。間の君は?さて、答えが分かるかな?敗者だ。みんなまとめてルーザーだ」

「実のところ本日私が目の前にしているのは、輝ける未来の産業を担うリーダーではない。何千人という敗者予備軍だ」

「ムカッときたかね。無理もない。しかし考えてもみてくれ。何故このローレンス・"ラリー"・エリソンという大学を一度も出たことのない男が今こうして全国有数の名門大卒業生を前にこんな暴論をぶちかますことができると思うかね?理由は簡単だ。このローレンス・"ラリー"・エリソン、地上で2番目の金持ちが大学中退組で、諸君はそうじゃないからだ」

「ビル・ゲイツ、地上で1番目の金持ち…まあ、今のところはね… が大学中退なのに、諸君はそうじゃない」

「ポール・アレン、地上で3番目の金持ちが大学中退なのに、諸君はそうじゃない」

「マイケル・デル、番付け9位から急浮上中のこの男も大学中退だが、諸君は何度も言うが、違う」

「はは~ん、本当に怒っているね。気持ちは分かる。なので少し慰めの言葉を言おう。諸君がここで過ごした4年か5年の間に培った人脈と勤勉さ、言葉セラピー、それはきっとこの先も役立つはずだ。この人脈に絡まれて道を転げ落ちても生涯、言葉というものに癒されていく。大学を中退しなかったが故にビリオネアになれない諸君にとってそれはとても貴重なことだよ」

「もちろん中にはスティーブ・バルマーのようにがんばって番付けの10位、11位まで駒を進める人間がもしかしたら君たちの中からも出てくるかもしれない。たぶんね。ま、記録の上では彼も少し遅れて院をドロップしているが」

「ここまで聞いて“自分にはもうどうすることもできないのか”、“もう望みがないのか?”と思っている人もたくさんいるだろう。実はその通りで、もう手遅れだ。諸君はあまりにも多くのことを知り過ぎた」


(以下暴言続く。最後は警備員が壇上から引き摺り下ろすシーンで幕)
translated texts here are copyrighted to the translator, **satomi ichimura

フォーブス長者番付け2007年版2006年版ジョブズ氏の場合

Comments

  1.  痛快に笑わせてもらいました。
     こうやってずけずけモノを言ったみたいものですね。 =)

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  2. 私はそれに私のアカウントを使用したので、私は実際にポストを愛して..それはこの問題に関する有識者を見つけるのは難しいですが、あなたがすでに何を言っているのか知っているように音が鳴り!多くのすばらしい感謝の上昇。

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  3. やっぱエリソン最高だわw

    (2005年のエントリを今知ったのですが、袖のコメント欄に出てたので。それはそれで謎ですが、ラッキー。)

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  4. これを議論するこの機会を取るためのおかげで、私はそれについて強く感じ、私はこのトピックについて学ぶことに喜びを感じる。可能であれば、情報を得るように、新しい情報で、このブログに追加してください。私はそれが非常に重宝しています。

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